$\theta$の動径が第4象限にあり、$\tan{\theta} = -2\sqrt{6}$のとき、$\sin{\theta}$と$\cos{\theta}$の値を求める問題です。

幾何学三角関数三角比象限相互関係
2025/7/29

1. 問題の内容

θ\thetaの動径が第4象限にあり、tanθ=26\tan{\theta} = -2\sqrt{6}のとき、sinθ\sin{\theta}cosθ\cos{\theta}の値を求める問題です。

2. 解き方の手順

まず、三角関数の相互関係の公式
1+tan2θ=1cos2θ1 + \tan^2{\theta} = \frac{1}{\cos^2{\theta}}
を利用して、cosθ\cos{\theta}を求めます。
1+(26)2=1cos2θ1 + (-2\sqrt{6})^2 = \frac{1}{\cos^2{\theta}}
1+4×6=1cos2θ1 + 4 \times 6 = \frac{1}{\cos^2{\theta}}
1+24=1cos2θ1 + 24 = \frac{1}{\cos^2{\theta}}
25=1cos2θ25 = \frac{1}{\cos^2{\theta}}
cos2θ=125\cos^2{\theta} = \frac{1}{25}
cosθ=±15\cos{\theta} = \pm \frac{1}{5}
θ\thetaは第4象限にあるので、cosθ>0\cos{\theta} > 0となるため、
cosθ=15\cos{\theta} = \frac{1}{5}
次に、tanθ=sinθcosθ\tan{\theta} = \frac{\sin{\theta}}{\cos{\theta}}を利用して、sinθ\sin{\theta}を求めます。
sinθ=tanθcosθ\sin{\theta} = \tan{\theta} \cos{\theta}
sinθ=26×15\sin{\theta} = -2\sqrt{6} \times \frac{1}{5}
sinθ=265\sin{\theta} = -\frac{2\sqrt{6}}{5}

3. 最終的な答え

sinθ=265\sin{\theta} = -\frac{2\sqrt{6}}{5}
cosθ=15\cos{\theta} = \frac{1}{5}

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