(1)
点Cは線分ABを3:4に内分するので、
OC=3+44a+3b=74a+73b また、AB=b−aより、 OC⋅AB=(74a+73b)⋅(b−a)=74a⋅b−74∣a∣2+73∣b∣2−73a⋅b =71a⋅b−74∣a∣2+73∣b∣2 ここで、∣a∣2=OA2=32=9, ∣b∣2=OB2=(10)2=10, a⋅b=∣a∣∣b∣cos∠AOB=310⋅510=6 よって、OC⋅AB=71(6)−74(9)+73(10)=76−36+30=0 (2)
点Hは点Aを通り辺OBに平行な直線上にあるので、実数tを用いて
AH=tbと表せる。したがってOH=OA+AH=a+tb ∠OHA=90∘よりOH⋅AH=0だから (a+tb)⋅(tb)=0 ta⋅b+t2∣b∣2=0 t(a⋅b+t∣b∣2)=0 t(6+10t)=0 t=0またはt=−53 t=0のとき、HはAと一致し、明らかに∠OHA=90∘より、t=0 したがって、t=−53 OH=a−53b (3)
(i)
点Qは直線OHと直線BPの交点なので、実数kを用いてOQ=kOH=k(a−53b)=ka−53kbと表せる。 また、点Qは直線BP上にあるので、OQ=(1−s)OB+sOPと表せる。 Pは三角形ACHの外接円の中心なので、AP = CPであり、PはACの垂直二等分線上にある。
(計算を省略)