底面の半径が3cmの円錐の頂点Aを中心として、平面上を滑ることなく転がしたところ、円錐は元の位置に戻るまでに4回転した。 (1) 円錐の母線ABの長さを求める。 (2) 円錐の表面積を求める。
2025/7/29
1. 問題の内容
底面の半径が3cmの円錐の頂点Aを中心として、平面上を滑ることなく転がしたところ、円錐は元の位置に戻るまでに4回転した。
(1) 円錐の母線ABの長さを求める。
(2) 円錐の表面積を求める。
2. 解き方の手順
(1) 円錐が転がって元の位置に戻るまでに描く円の円周は、円錐の底面の円周の4倍に等しい。
円錐の底面の円周は、 cm。
円錐が転がって描く円の円周は、 cm。
円錐が転がって描く円の半径は、 より、 cm。
この半径は、円錐の母線の長さに等しいので、円錐の母線ABの長さは12cm。
(2) 円錐の表面積は、底面積と側面積の和で求められる。
底面積は、 平方cm。
側面積は、 で求められる。ここで、 は底面の半径、 は母線の長さ。
側面積は、 平方cm。
したがって、円錐の表面積は、 平方cm。
3. 最終的な答え
(1) 12 cm
(2) 平方cm