問題は2つあります。 問題6は、長方形ABCDの辺上を点Pが移動するとき、三角形APDの面積を求める問題です。 問題7は、P君が家からA町、B町まで移動する際の速さや道のりをグラフから読み解く問題です。

幾何学面積一次関数グラフ速さ距離長方形
2025/7/29

1. 問題の内容

問題は2つあります。
問題6は、長方形ABCDの辺上を点Pが移動するとき、三角形APDの面積を求める問題です。
問題7は、P君が家からA町、B町まで移動する際の速さや道のりをグラフから読み解く問題です。

2. 解き方の手順

問題6
(1) 点Pが辺AB上にあるとき
AP = x cm、AD = 6 cmなので、三角形APDの面積yは、
y=12×6×x=3xy = \frac{1}{2} \times 6 \times x = 3x
xの変域は、0 cm <= x <= 3 cmなので、0 <= x <= 3
点Pが辺BC上にあるとき
三角形APDの面積yは、
y=12×AD×AB=12×6×3=9y = \frac{1}{2} \times AD \times AB = \frac{1}{2} \times 6 \times 3 = 9
xの変域は、3 cm < x <= 9 cmなので、3 < x <= 9
点Pが辺CD上にあるとき
DP = (12 - x) cmなので、三角形APDの面積yは、
y=12×AD×DP=12×6×(12x)=363xy = \frac{1}{2} \times AD \times DP = \frac{1}{2} \times 6 \times (12 - x) = 36 - 3x
xの変域は、9 cm < x <= 12 cmなので、9 < x <= 12
(2) グラフは省略
問題7
(1) 家からA町まで歩いたときの時速
30分で2km進んでいるので、時速は、
2 (km) / (30/60) (時間) = 4 km/時
A町からB町まで歩いたときの時速
20分で2km進んでいるので、時速は、
2 (km) / (20/60) (時間) = 6 km/時
(2) 0 <= x <= 30のとき
原点(0, 0)と(30, 2)を通るので、y=230x=115xy = \frac{2}{30}x = \frac{1}{15}x
40 <= x <= 60のとき
(40, 2)と(60, 4)を通るので、傾きは、(4 - 2)/(60 - 40) = 2/20 = 1/10
y=110(x40)+2=110x4+2=110x2y = \frac{1}{10}(x - 40) + 2 = \frac{1}{10}x - 4 + 2 = \frac{1}{10}x - 2
(3) 兄がP君に追いつく時刻
兄の進行を表す式は、時速16kmなので、1分あたり16/60 km進む。
午前8時40分に出発するので、y=1660(x40)=415(x40)y = \frac{16}{60}(x - 40) = \frac{4}{15}(x - 40)
P君のA町からB町までの式y=110x2y = \frac{1}{10}x - 2と連立させて解く。
415(x40)=110x2\frac{4}{15}(x - 40) = \frac{1}{10}x - 2
8(x40)=3x308(x - 40) = 3x - 30
8x320=3x308x - 320 = 3x - 30
5x=2905x = 290
x=58x = 58
午前8時から58分後なので、午前8時58分

3. 最終的な答え

問題6
(1)
① 式:y=3xy = 3x 変域:0 <= x <= 3
② 式:y=9y = 9 変域:3 < x <= 9
③ 式:y=363xy = 36 - 3x 変域:9 < x <= 12
(2) グラフは省略
問題7
(1) 家~A町:時速4km、A町~B町:時速6km
(2) ① y=115xy = \frac{1}{15}x
y=110x2y = \frac{1}{10}x - 2
(3) 午前8時58分

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