2つの直線 $y = -\frac{1}{\sqrt{3}}x$ と $y = -x$ のなす鋭角 $\theta$ を求める問題です。

幾何学直線角度三角関数傾き鋭角
2025/7/29

1. 問題の内容

2つの直線 y=13xy = -\frac{1}{\sqrt{3}}xy=xy = -x のなす鋭角 θ\theta を求める問題です。

2. 解き方の手順

それぞれの直線の傾きから、x軸の正の方向となす角を求めます。
y=mx+by = mx + b の形で表される直線において、m=tanαm = \tan \alpha (ここで α\alpha はx軸の正の方向となす角)となります。
直線 y=13xy = -\frac{1}{\sqrt{3}}x について、傾きは 13-\frac{1}{\sqrt{3}} です。
したがって、tanα1=13\tan \alpha_1 = -\frac{1}{\sqrt{3}}
このとき、α1=150\alpha_1 = 150^{\circ} となります。
直線 y=xy = -x について、傾きは 1-1 です。
したがって、tanα2=1\tan \alpha_2 = -1
このとき、α2=135\alpha_2 = 135^{\circ} となります。
2直線のなす角は、これらの角度の差の絶対値で与えられます。
α1α2=150135=15|\alpha_1 - \alpha_2| = |150^{\circ} - 135^{\circ}| = 15^{\circ}
この角度が鋭角であるため、これが求める角度θ\thetaとなります。

3. 最終的な答え

θ=15\theta = 15^{\circ}

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