三角形ABCにおいて、$BC = 2$, $AC = 4$, 面積が$\frac{3\sqrt{7}}{2}$である。 (1) $\sin \angle ACB$を求める。 (2) 辺ABの長さを求める。また、辺BCのC側の延長線上に点Dをとるとき、$\cos \angle ACD$を求める。 (3) (2)の点Dを、三角形ACDの外接円の半径が三角形ABCの外接円の半径の2倍となるようにとる。線分ADの長さを求めよ。また、三角形ABDの面積を求めよ。
2025/7/29
## 問題の解説
1. **問題の内容**
三角形ABCにおいて、, , 面積がである。
(1) を求める。
(2) 辺ABの長さを求める。また、辺BCのC側の延長線上に点Dをとるとき、を求める。
(3) (2)の点Dを、三角形ACDの外接円の半径が三角形ABCの外接円の半径の2倍となるようにとる。線分ADの長さを求めよ。また、三角形ABDの面積を求めよ。
2. **解き方の手順**
(1) 三角形ABCの面積の公式より、
(2) 余弦定理より、
より、
は鋭角なので、
なので、
(3) の外接円の半径を、の外接円の半径をとすると、である。
正弦定理より、
したがって、
とおくと、
余弦定理より、
より、
よって、
の面積は、
について、余弦定理より
より、
は鋭角なので、
3. **最終的な答え**
(1)
(2) ,
(3) ,