質量3.0kgの物体が、摩擦のある水平面上を等速度で運動している。物体に水平方向に6.0Nの力が加わっているとき、物体と水平面との間の動摩擦係数を求める。重力加速度は$g = 9.8 m/s^2$とする。

応用数学力学摩擦物理運動計算
2025/3/11

1. 問題の内容

質量3.0kgの物体が、摩擦のある水平面上を等速度で運動している。物体に水平方向に6.0Nの力が加わっているとき、物体と水平面との間の動摩擦係数を求める。重力加速度はg=9.8m/s2g = 9.8 m/s^2とする。

2. 解き方の手順

物体が等速度で運動しているとき、物体に働く力はつり合っている。つまり、水平方向に加えている力FFと動摩擦力ffは等しい。
F=fF = f
動摩擦力ffは、垂直抗力NNと動摩擦係数μ\mu'を用いて、f=μNf = \mu' Nと表される。
水平面上では、垂直抗力NNは物体の重力mgmgと等しい。
N=mgN = mg
したがって、f=μmgf = \mu' mgとなる。
F=fF = fより、F=μmgF = \mu' mg
動摩擦係数μ\mu'は以下の式で求められる。
μ=Fmg\mu' = \frac{F}{mg}
与えられた値を代入する。
μ=6.0N3.0kg×9.8m/s2\mu' = \frac{6.0 N}{3.0 kg \times 9.8 m/s^2}
μ=6.03.0×9.8=6.029.4=0.20408...\mu' = \frac{6.0}{3.0 \times 9.8} = \frac{6.0}{29.4} = 0.20408...
有効数字2桁で表すと、μ=0.20\mu' = 0.20となる。

3. 最終的な答え

0.20

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