3辺の長さが5, 7, $x$である三角形が存在するとき、$x$の値として不適切なものを選ぶ。

幾何学三角形三角形の成立条件不等式
2025/8/10

1. 問題の内容

3辺の長さが5, 7, xxである三角形が存在するとき、xxの値として不適切なものを選ぶ。

2. 解き方の手順

三角形の成立条件は、
(1) 任意の2辺の長さの和は、残りの1辺の長さより大きい。
(2) 任意の2辺の長さの差は、残りの1辺の長さより小さい。
のいずれか(もしくは両方)が成り立つことです。
3辺の長さが5, 7, xxの三角形の場合、以下の不等式が成立する必要があります。
* 5+7>x5 + 7 > x
* 5+x>75 + x > 7
* 7+x>57 + x > 5
* 57<x|5 - 7| < x
* 5x<7|5 - x| < 7
* 7x<5|7 - x| < 5
これらの不等式を解いて、xxの範囲を求めます。
最初の3つの不等式から、
12>x12 > x すなわち、x<12x < 12
x>75x > 7 - 5 すなわち、x>2x > 2
x>57x > 5 - 7 すなわち、x>2x > -2 (xxは長さなので正の値しか取りません)
したがって、2<x<122 < x < 12となります。
選択肢の中からこの範囲に含まれないものを選びます。
選択肢1: x=1x = 1 これは 2<x<122 < x < 12 を満たさない。
選択肢2: x=3x = 3 これは 2<x<122 < x < 12 を満たす。
選択肢3: x=7x = 7 これは 2<x<122 < x < 12 を満たす。
選択肢4: x=10x = 10 これは 2<x<122 < x < 12 を満たす。
選択肢5: x=11x = 11 これは 2<x<122 < x < 12 を満たす。

3. 最終的な答え

1 x=1x = 1

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