食塩水Aと食塩水Bの濃度を求める問題です。 - 食塩水A 300g と食塩水B 200g を混ぜると、12.2% の食塩水になる。 - 食塩水A 200g と食塩水B 300g を混ぜると、9.8% の食塩水になる。 食塩水Aと食塩水Bの濃度をそれぞれ求めます。

代数学連立方程式濃度文章問題
2025/4/6

1. 問題の内容

食塩水Aと食塩水Bの濃度を求める問題です。
- 食塩水A 300g と食塩水B 200g を混ぜると、12.2% の食塩水になる。
- 食塩水A 200g と食塩水B 300g を混ぜると、9.8% の食塩水になる。
食塩水Aと食塩水Bの濃度をそれぞれ求めます。

2. 解き方の手順

食塩水Aの濃度を xx%、食塩水Bの濃度を yy% とします。
食塩水A 300g と食塩水B 200g を混ぜたとき、含まれる食塩の量は、それぞれ
300×x100300 \times \frac{x}{100}200×y100200 \times \frac{y}{100} です。
混ぜ合わせた食塩水の量は 300+200=500300+200 = 500 g であり、その濃度は12.2%なので、食塩の量は 500×12.2100500 \times \frac{12.2}{100} となります。
したがって、次の式が成り立ちます。
300×x100+200×y100=500×12.2100300 \times \frac{x}{100} + 200 \times \frac{y}{100} = 500 \times \frac{12.2}{100}
これを整理すると、
3x+2y=5×12.2=613x + 2y = 5 \times 12.2 = 61
同様に、食塩水A 200g と食塩水B 300g を混ぜたとき、含まれる食塩の量は、それぞれ
200×x100200 \times \frac{x}{100}300×y100300 \times \frac{y}{100} です。
混ぜ合わせた食塩水の量は 200+300=500200+300 = 500 g であり、その濃度は9.8%なので、食塩の量は 500×9.8100500 \times \frac{9.8}{100} となります。
したがって、次の式が成り立ちます。
200×x100+300×y100=500×9.8100200 \times \frac{x}{100} + 300 \times \frac{y}{100} = 500 \times \frac{9.8}{100}
これを整理すると、
2x+3y=5×9.8=492x + 3y = 5 \times 9.8 = 49
以上の連立方程式は次のようになります。
3x+2y=613x + 2y = 61
2x+3y=492x + 3y = 49
上の式を2倍、下の式を3倍して、xx の係数を揃えます。
6x+4y=1226x + 4y = 122
6x+9y=1476x + 9y = 147
下の式から上の式を引くと、
5y=255y = 25
y=5y = 5
y=5y=53x+2y=613x + 2y = 61 に代入すると、
3x+2×5=613x + 2 \times 5 = 61
3x+10=613x + 10 = 61
3x=513x = 51
x=17x = 17
したがって、食塩水Aの濃度は17%、食塩水Bの濃度は5%です。

3. 最終的な答え

食塩水A:17 %
食塩水B:5 %

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