## 問題1
100から300までの整数について、以下の個数を求めます。
(1) 5でも6でも割り切れる数
(2) 5または6で割り切れる数
(3) 6で割り切れるが、5で割り切れない数
## 解き方の手順
(1) 5でも6でも割り切れる数
5でも6でも割り切れる数は、5と6の最小公倍数で割り切れる数です。5と6の最小公倍数は30なので、30で割り切れる数を数えます。
100以上300以下の30の倍数は、120, 150, 180, 210, 240, 270, 300 です。
なので、 が最初の数です。
なので、 が最後の数です。
したがって、4から10までの整数の個数を数えれば良いので、個です。
(2) 5または6で割り切れる数
5で割り切れる数と6で割り切れる数をそれぞれ数え、重複している数を引きます。
* 5で割り切れる数:
なので、 が最初の数です。
なので、 が最後の数です。
したがって、20から60までの整数の個数を数えれば良いので、個です。
* 6で割り切れる数:
なので、 が最初の数です。
なので、 が最後の数です。
したがって、17から50までの整数の個数を数えれば良いので、個です。
* 5でも6でも割り切れる数(重複):(1)で求めたように7個です。
したがって、5または6で割り切れる数は、個です。
(3) 6で割り切れるが、5で割り切れない数
6で割り切れる数から、5でも6でも割り切れる数を引きます。
* 6で割り切れる数:(2)で求めたように34個です。
* 5でも6でも割り切れる数:(1)で求めたように7個です。
したがって、6で割り切れるが5で割り切れない数は、個です。
## 最終的な答え
(1) 7個
(2) 68個
(3) 27個
## 問題2
35人の生徒のうち、自転車を利用して通学する生徒は26人、電車を利用して通学する生徒は19人、どちらも利用して通学する生徒は11人である。
このとき、次の生徒の人数を求めよ。
(1) どちらも利用しない生徒
(2) 電車は利用するが、自転車は利用しない生徒
## 解き方の手順
(1) どちらも利用しない生徒
全体から、自転車のみを利用する生徒、電車のみを利用する生徒、どちらも利用する生徒の合計を引きます。
* 自転車のみを利用する生徒:自転車を利用する生徒 - どちらも利用する生徒 = 人
* 電車のみを利用する生徒:電車を利用する生徒 - どちらも利用する生徒 = 人
* どちらも利用する生徒:11人
したがって、どちらも利用しない生徒は、人です。
(2) 電車は利用するが、自転車は利用しない生徒
電車を利用する生徒から、どちらも利用する生徒を引きます。
電車のみを利用する生徒は人です。
## 最終的な答え
(1) 1人
(2) 8人