まず、普通電車の速さをx m/秒、急行電車の速さをy m/秒とする。 追いついてから追い越すまでにかかる時間は、電車の長さの合計を相対速度で割ったものである。
したがって、
y−x220+180=40 y−x=40400=10 y=x+10 ...(1) 次に、普通電車の速さが31x m/秒であるとき、かかる時間は2.5倍の40秒、つまり100秒である。 y−31x220+180=100 y−31x=100400=4 ...(2) (1)を(2)に代入すると、
x+10−31x=4 32x=−6 これはあり得ないので、問題文の記述に誤りがある可能性がある。普通電車の速度を1/3にするのではなく、1/3減らす場合を考える。
このとき普通電車の速度は x−31x=32x となる。 y−32x220+180=100 y−32x=100400=4 ...(3) (1)を(3)に代入すると、
x+10−32x=4 31x=−6 これもおかしい。
問題文の「速さが31であれば」を「速さが31になったら」と解釈する。 普通電車の速さをx、急行電車の速さをyとする。 y−x220+180=40 y−x=40400=10 ...(1) y−31x220+180=40×2.5=100 y−31x=100400=4 ...(2) (1)-(2)より、
−x+31x=6 −32x=6 やはりおかしい。問題文をもう一度注意深く読む。
問題文は「もし、普通電車の速さが31速ければ」となっている。これは普通電車の速さが x+31 になる、という意味だと解釈する。 y−(x+31x)220+180=40×2.5=100 y−34x400=100 y−34x=4 ...(2) (1)より y=x+10 なので、これを(2)に代入する。 x+10−34x=4 −31x=−6 x=18 m/秒 = 18×10003600 km/時 = 18×3.6 km/時 = 64.8 km/時