川の流れの速さが毎時3kmで、P地点とQ地点間の距離が120kmである。午後3時に、静水時の速さが毎時12kmの船AがP地点からQ地点へ向かって出発し、その2時間後に、静水時の速さが毎時8kmの船BがQ地点からP地点へ向かって出発する。船Aと船Bがすれ違う時刻を求める。

応用数学速さ距離時間旅人算相対速度
2025/4/6

1. 問題の内容

川の流れの速さが毎時3kmで、P地点とQ地点間の距離が120kmである。午後3時に、静水時の速さが毎時12kmの船AがP地点からQ地点へ向かって出発し、その2時間後に、静水時の速さが毎時8kmの船BがQ地点からP地点へ向かって出発する。船Aと船Bがすれ違う時刻を求める。

2. 解き方の手順

まず、船Aが2時間で進む距離を計算する。船Aは川を上るので、速さは 123=912 - 3 = 9 km/時。したがって、2時間で 9×2=189 \times 2 = 18 km進む。
次に、船Bが出発する午後5時(午後3時から2時間後)の時点で、残りの距離は 12018=102120 - 18 = 102 kmとなる。
船Aと船Bが向かい合って進むので、2つの船の相対速度は、船Aの速度(123=912 - 3 = 9 km/時)と船Bの速度(8+3=118 + 3 = 11 km/時)の和となる。したがって、相対速度は 9+11=209 + 11 = 20 km/時。
残りの距離102 kmを相対速度20 km/時で進むのにかかる時間は、102/20=5.1102 / 20 = 5.1 時間。これは5時間と0.1時間を意味する。0.1時間を分に換算すると、0.1×60=60.1 \times 60 = 6 分。したがって、5時間6分後にすれ違う。
船Bが出発するのは午後5時なので、すれ違うのは午後5時から5時間6分後。
5+5=105 + 5 = 10となるため、午後10時6分にすれ違う。

3. 最終的な答え

午後10時6分

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