1. 問題の内容
6枚のカード、a, a, b, b, c, dの中から2枚を選んで1列に並べるとき、並べ方は何通りあるか。
2. 解き方の手順
2枚のカードの選び方は、同じ種類のカードを選ぶ場合と異なる種類のカードを選ぶ場合の2パターンに分けられます。
(1) 同じ種類のカードを選ぶ場合:
aを2枚選ぶか、bを2枚選ぶかの2通りです。
aを2枚選んだ場合、並べ方はaaの1通りです。bを2枚選んだ場合も、並べ方はbbの1通りです。
したがって、この場合の並べ方は2通りです。
(2) 異なる種類のカードを選ぶ場合:
4種類(a, b, c, d)から2種類を選ぶ組み合わせは 通りです。
選んだ2種類のカードを並べる方法は、2! = 2通りです。したがって、この場合の並べ方は 通りです。
ただし、a, bがそれぞれ2枚ずつあるので、組み合わせに重複があります。
a, b, c, dの中から、異なる2枚を選ぶ場合の数を考えます。
a, b, c, dの中から2つ選ぶ組み合わせは 通りあります。
選んだ2つのカードを並べる方法は2! = 2通りあります。
なので通り。
a, b, c, d の中から異なる2枚を選ぶ組み合わせは6通りで、それぞれ並べ方が2通りなので、12通りです。
それにaaとbbの2通りを足して合計14通りとなります。
(3) 異なる種類のカードを選ぶ場合:
aa, bbの場合を除いた、異なるカードの組み合わせを考えます。
2枚のカードが異なる場合、
(a, b), (a, c), (a, d), (b, c), (b, d), (c, d) の6通りがあります。
それぞれの並び方は2通りあるので、
(a, b) -> ab, ba
(a, c) -> ac, ca
(a, d) -> ad, da
(b, c) -> bc, cb
(b, d) -> bd, db
(c, d) -> cd, dc
合計 6 * 2 = 12通り
(4) 同じカードを選ぶ場合:
aa, bbの2通り
(5) 合計:
同じカードを選ぶ場合:2通り(aa, bb)
異なるカードを選ぶ場合:12通り
合計で、2 + 12 = 14通りです。
3. 最終的な答え
14通り