2つの直線 $y = 2x + 6$ (直線①) と $y = -x + 9$ (直線②) があり、以下の問いに答えます。 (1) 直線①と直線②の交点Aの座標を求めます。 (2) x軸と直線①との交点をB、x軸と直線②との交点をCとしたとき、線分BCの長さを求めます。 (3) 三角形ABCの面積を求めます。 (4) 点Aを通り、三角形ABCの面積を2等分する直線の式を求めます。

幾何学座標平面一次関数交点三角形の面積連立方程式直線の式
2025/3/21

1. 問題の内容

2つの直線 y=2x+6y = 2x + 6 (直線①) と y=x+9y = -x + 9 (直線②) があり、以下の問いに答えます。
(1) 直線①と直線②の交点Aの座標を求めます。
(2) x軸と直線①との交点をB、x軸と直線②との交点をCとしたとき、線分BCの長さを求めます。
(3) 三角形ABCの面積を求めます。
(4) 点Aを通り、三角形ABCの面積を2等分する直線の式を求めます。

2. 解き方の手順

(1) 交点Aの座標
2つの直線の式を連立させて解きます。
y=2x+6y = 2x + 6
y=x+9y = -x + 9
連立方程式を解くために、yy を消去します。
2x+6=x+92x + 6 = -x + 9
3x=33x = 3
x=1x = 1
y=2(1)+6=8y = 2(1) + 6 = 8
したがって、交点Aの座標は (1,8)(1, 8) です。
(2) 線分BCの長さ
直線①とx軸との交点Bを求めます。y=0y = 0y=2x+6y = 2x + 6 に代入します。
0=2x+60 = 2x + 6
2x=62x = -6
x=3x = -3
したがって、点Bの座標は (3,0)(-3, 0) です。
直線②とx軸との交点Cを求めます。y=0y = 0y=x+9y = -x + 9 に代入します。
0=x+90 = -x + 9
x=9x = 9
したがって、点Cの座標は (9,0)(9, 0) です。
線分BCの長さは、点Bと点Cのx座標の差の絶対値です。
BC=9(3)=9+3=12BC = |9 - (-3)| = |9 + 3| = 12
(3) 三角形ABCの面積
点Aのy座標は8なので、三角形ABCの高さは8です。
底辺BCの長さは12です。
したがって、三角形ABCの面積は、
12×12×8=48\frac{1}{2} \times 12 \times 8 = 48
(4) 点Aを通り、三角形ABCの面積を2等分する直線の式
三角形ABCの面積を2等分する直線は、BCの中点を通ります。
BCの中点Mの座標は、
M=(3+92,0+02)=(62,0)=(3,0)M = (\frac{-3 + 9}{2}, \frac{0 + 0}{2}) = (\frac{6}{2}, 0) = (3, 0)
点A (1,8)(1, 8) と点M (3,0)(3, 0) を通る直線の式を求めます。
傾きは、8013=82=4\frac{8 - 0}{1 - 3} = \frac{8}{-2} = -4
y=4x+by = -4x + b とおき、点M (3,0)(3, 0) を代入します。
0=4(3)+b0 = -4(3) + b
b=12b = 12
したがって、求める直線の式は y=4x+12y = -4x + 12 です。

3. 最終的な答え

(1) A (1, 8)
(2) 12
(3) 48
(4) y=4x+12y = -4x + 12

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