長さ18cmの針金を折り曲げて長方形を作ったところ、面積が18cm²になった。この長方形の対角線の長さを求めよ。

幾何学長方形面積周の長さ対角線ピタゴラスの定理二次方程式
2025/3/22

1. 問題の内容

長さ18cmの針金を折り曲げて長方形を作ったところ、面積が18cm²になった。この長方形の対角線の長さを求めよ。

2. 解き方の手順

長方形の縦の長さを xx cm、横の長さを yy cmとする。
針金の長さが18cmなので、長方形の周の長さは18cm。したがって、
2(x+y)=182(x+y) = 18
x+y=9x+y = 9
長方形の面積が18cm²なので、
xy=18xy = 18
x+y=9x+y=9 より y=9xy = 9-x。これを xy=18xy=18 に代入すると、
x(9x)=18x(9-x) = 18
9xx2=189x - x^2 = 18
x29x+18=0x^2 - 9x + 18 = 0
(x3)(x6)=0(x-3)(x-6) = 0
x=3,6x = 3, 6
x=3x=3 のとき y=6y=6x=6x=6 のとき y=3y=3 となる。
どちらの場合も長方形の縦と横の長さは3cmと6cmである。
長方形の対角線の長さを dd とすると、ピタゴラスの定理より、
d2=x2+y2=32+62=9+36=45d^2 = x^2 + y^2 = 3^2 + 6^2 = 9 + 36 = 45
d=45=9×5=35d = \sqrt{45} = \sqrt{9 \times 5} = 3\sqrt{5}

3. 最終的な答え

353\sqrt{5} cm

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