正の約数の個数を求めるには、まず与えられた数を素因数分解します。
次に、素因数分解の結果から正の約数の個数を計算します。
もしある数 N が素因数分解されて N=p1e1⋅p2e2⋯pnen と表されるとき、 N の正の約数の個数は (e1+1)(e2+1)⋯(en+1) で計算できます。 (1) 108の場合:
108を素因数分解します。
108=2×54=2×2×27=22×3×9=22×3×3×3=22×33 したがって、108の正の約数の個数は (2+1)(3+1)=3×4=12 個です。 (2) 288の場合:
288を素因数分解します。
288=2×144=2×12×12=2×(22×3)×(22×3)=2×22×3×22×3=25×32 したがって、288の正の約数の個数は (5+1)(2+1)=6×3=18 個です。