与えられた2つの自然数について、最大公約数(GCD)と最小公倍数(LCM)を求めます。具体的には、(1) 24と54、(2) 52と90、(3) 360と420 のそれぞれについてGCDとLCMを求めます。

算数最大公約数最小公倍数素因数分解整数の性質
2025/6/19

1. 問題の内容

与えられた2つの自然数について、最大公約数(GCD)と最小公倍数(LCM)を求めます。具体的には、(1) 24と54、(2) 52と90、(3) 360と420 のそれぞれについてGCDとLCMを求めます。

2. 解き方の手順

(1) 24と54の場合:
* 24の素因数分解: 24=23×324 = 2^3 \times 3
* 54の素因数分解: 54=2×3354 = 2 \times 3^3
* 最大公約数(GCD): 両方の素因数分解に共通する素因数の最小の指数を取ります。GCD(24,54)=21×31=6GCD(24, 54) = 2^1 \times 3^1 = 6
* 最小公倍数(LCM): 両方の素因数分解に現れる全ての素因数の最大の指数を取ります。LCM(24,54)=23×33=8×27=216LCM(24, 54) = 2^3 \times 3^3 = 8 \times 27 = 216
(2) 52と90の場合:
* 52の素因数分解: 52=22×1352 = 2^2 \times 13
* 90の素因数分解: 90=2×32×590 = 2 \times 3^2 \times 5
* 最大公約数(GCD): 両方の素因数分解に共通する素因数の最小の指数を取ります。GCD(52,90)=21=2GCD(52, 90) = 2^1 = 2
* 最小公倍数(LCM): 両方の素因数分解に現れる全ての素因数の最大の指数を取ります。LCM(52,90)=22×32×5×13=4×9×5×13=2340LCM(52, 90) = 2^2 \times 3^2 \times 5 \times 13 = 4 \times 9 \times 5 \times 13 = 2340
(3) 360と420の場合:
* 360の素因数分解: 360=23×32×5360 = 2^3 \times 3^2 \times 5
* 420の素因数分解: 420=22×3×5×7420 = 2^2 \times 3 \times 5 \times 7
* 最大公約数(GCD): 両方の素因数分解に共通する素因数の最小の指数を取ります。GCD(360,420)=22×31×51=4×3×5=60GCD(360, 420) = 2^2 \times 3^1 \times 5^1 = 4 \times 3 \times 5 = 60
* 最小公倍数(LCM): 両方の素因数分解に現れる全ての素因数の最大の指数を取ります。LCM(360,420)=23×32×5×7=8×9×5×7=2520LCM(360, 420) = 2^3 \times 3^2 \times 5 \times 7 = 8 \times 9 \times 5 \times 7 = 2520

3. 最終的な答え

(1) 24と54:
* 最大公約数: 6
* 最小公倍数: 216
(2) 52と90:
* 最大公約数: 2
* 最小公倍数: 2340
(3) 360と420:
* 最大公約数: 60
* 最小公倍数: 2520

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