7個の数字0, 1, 2, 3, 4, 5, 6から異なる4個の数字を用いて4桁の整数を作るとき、次の問いに答えます。 (1) 整数は全部で何個できるか? (2) 奇数は何個できるか? (3) 偶数は何個できるか? (4) 5340より大きい数は何個できるか?
2025/7/2
1. 問題の内容
7個の数字0, 1, 2, 3, 4, 5, 6から異なる4個の数字を用いて4桁の整数を作るとき、次の問いに答えます。
(1) 整数は全部で何個できるか?
(2) 奇数は何個できるか?
(3) 偶数は何個できるか?
(4) 5340より大きい数は何個できるか?
2. 解き方の手順
(1) 整数は全部で何個できるか?
まず、千の位は0以外の数字から選ぶ必要があるので、6通りの選び方があります。次に、百の位は千の位で選んだ数字以外の数字から選ぶので、6通りの選び方があります。十の位は千の位と百の位で選んだ数字以外の数字から選ぶので、5通りの選び方があります。一の位は千の位、百の位、十の位で選んだ数字以外の数字から選ぶので、4通りの選び方があります。したがって、全部で
個の整数ができます。
(2) 奇数は何個できるか?
一の位が奇数である必要があります。一の位は1, 3, 5のいずれかである必要があるので、3通りです。
千の位は0以外の数字から選ぶ必要があります。
- 一の位が1, 3, 5のいずれかの場合、千の位は0と一の位の数字以外から選ぶので、5通りです。
- 百の位は千の位と一の位で選んだ数字以外の数字から選ぶので、5通りです。
- 十の位は千の位、百の位、一の位で選んだ数字以外の数字から選ぶので、4通りです。
したがって、個の奇数ができます。
(3) 偶数は何個できるか?
全部の整数から奇数を引けば偶数の個数が分かります。
個
(4) 5340より大きい数は何個できるか?
5000番台の場合
- 534_のとき、一の位は0なので、1個
- 535_, 536_のとき、一の位は0, 1, 2, 4なので、それぞれ4個。合わせて8個
- 54--, 55--, 56-- のとき、百の位と十の位は残りの数字から選ぶので、5P2 = 5 x 4 = 20個
よって、個
6000番台の場合
したがって、個
千の位が5のとき:
534_: 1通り (0)
535_: 0, 1, 2, 4: 4通り
536_: 0, 1, 2, 4: 4通り
54__: 5 x 4 = 20通り
55__: 5 x 4 = 20通り
56__: 5 x 4 = 20通り
千の位が6のとき
6___: 6 x 5 x 4 = 120通り
個
3. 最終的な答え
(1) 720個
(2) 300個
(3) 420個
(4) 189個