8人の生徒を以下の条件で組に分ける場合の数を求めます。 (1) 4人、3人、1人の3組に分ける。 (2) 4人、4人の2つの組A, Bに分ける。 (3) 4人、4人の2組に分ける。 (4) 4人、2人、2人の3組に分ける。

算数組み合わせ場合の数順列
2025/7/21

1. 問題の内容

8人の生徒を以下の条件で組に分ける場合の数を求めます。
(1) 4人、3人、1人の3組に分ける。
(2) 4人、4人の2つの組A, Bに分ける。
(3) 4人、4人の2組に分ける。
(4) 4人、2人、2人の3組に分ける。

2. 解き方の手順

(1) 4人、3人、1人の組に分ける場合
まず、8人から4人を選び、次に残りの4人から3人を選び、最後に残った1人を1人の組にします。
組み合わせの数は、
8!4!3!1!=8×7×6×53×2×1=280\frac{8!}{4!3!1!} = \frac{8 \times 7 \times 6 \times 5}{3 \times 2 \times 1} = 280 通りです。
(2) 4人、4人の2つの組A, Bに分ける場合
まず、8人から4人を選んでAの組にし、残りの4人をBの組にします。
組み合わせの数は、
8!4!4!=8×7×6×54×3×2×1=70\frac{8!}{4!4!} = \frac{8 \times 7 \times 6 \times 5}{4 \times 3 \times 2 \times 1} = 70 通りです。
(3) 4人、4人の2組に分ける場合
(2)と同様に、8人から4人を選び、残りの4人をもう一つの組にします。ただし、2つの組に区別がないため、(2)で求めた数を2で割る必要があります。
組み合わせの数は、
12×8!4!4!=12×70=35\frac{1}{2} \times \frac{8!}{4!4!} = \frac{1}{2} \times 70 = 35 通りです。
(4) 4人、2人、2人の3組に分ける場合
まず、8人から4人を選び、次に残りの4人から2人を選び、最後に残った2人を2人の組にします。
組み合わせの数は、
8!4!2!2!=8×7×6×5×4×3×2×1(4×3×2×1)×(2×1)×(2×1)=8×7×6×52×2=420\frac{8!}{4!2!2!} = \frac{8 \times 7 \times 6 \times 5 \times 4 \times 3 \times 2 \times 1}{(4 \times 3 \times 2 \times 1) \times (2 \times 1) \times (2 \times 1)} = \frac{8 \times 7 \times 6 \times 5}{2 \times 2} = 420
さらに、2人の組が2つあるため、2!で割る必要があります。
4202!=4202=210\frac{420}{2!} = \frac{420}{2} = 210 通りです。

3. 最終的な答え

(1) 280通り
(2) 70通り
(3) 35通り
(4) 210通り