中心が原点である円Cと、円 $(x+1)^2 + (y-7)^2 = 8$ が外接している。 (1) 原点と円 $(x+1)^2 + (y-7)^2 = 8$ の中心との距離を求めよ。 (2) 円Cの方程式を求めよ。

幾何学外接距離円の方程式2点間の距離
2025/7/29

1. 問題の内容

中心が原点である円Cと、円 (x+1)2+(y7)2=8(x+1)^2 + (y-7)^2 = 8 が外接している。
(1) 原点と円 (x+1)2+(y7)2=8(x+1)^2 + (y-7)^2 = 8 の中心との距離を求めよ。
(2) 円Cの方程式を求めよ。

2. 解き方の手順

(1)
(x+1)2+(y7)2=8(x+1)^2 + (y-7)^2 = 8 の中心の座標は (1,7)(-1, 7) である。
原点の座標は (0,0)(0, 0) である。
原点と円の中心との距離は、2点間の距離の公式を用いて計算できる。
2点間の距離の公式は (x2x1)2+(y2y1)2\sqrt{(x_2 - x_1)^2 + (y_2 - y_1)^2} である。
したがって、原点と円の中心 (1,7)(-1, 7) との距離は
(10)2+(70)2=(1)2+72=1+49=50=52\sqrt{(-1 - 0)^2 + (7 - 0)^2} = \sqrt{(-1)^2 + 7^2} = \sqrt{1 + 49} = \sqrt{50} = 5\sqrt{2}
(2)
(x+1)2+(y7)2=8(x+1)^2 + (y-7)^2 = 8 の半径は 8=22\sqrt{8} = 2\sqrt{2} である。
2つの円が外接しているので、中心間の距離は2つの円の半径の和に等しい。
円Cの半径を rr とすると、
r+22=52r + 2\sqrt{2} = 5\sqrt{2}
r=5222=32r = 5\sqrt{2} - 2\sqrt{2} = 3\sqrt{2}
円Cの中心は原点なので、円Cの方程式は x2+y2=(32)2=18x^2 + y^2 = (3\sqrt{2})^2 = 18

3. 最終的な答え

(1) 525\sqrt{2}
(2) x2+y2=18x^2 + y^2 = 18

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