(1) (1)-① 選択肢の中から6の倍数であるものを全て選ぶ。 (1)-② 選択肢の中から15の倍数であるものを全て選ぶ。 (2) 30と105の最小公倍数と最大公約数をそれぞれ求める。 (3) 素因数分解を利用して、110の約数の個数を求める。

算数倍数最小公倍数最大公約数素因数分解約数
2025/8/6

1. 問題の内容

(1)
(1)-① 選択肢の中から6の倍数であるものを全て選ぶ。
(1)-② 選択肢の中から15の倍数であるものを全て選ぶ。
(2) 30と105の最小公倍数と最大公約数をそれぞれ求める。
(3) 素因数分解を利用して、110の約数の個数を求める。

2. 解き方の手順

(1)
(1)-①
6の倍数である条件は、2と3を因数に持つことです。
ア: 2×3×5=30=6×52 \times 3 \times 5 = 30 = 6 \times 5 なので、6の倍数です。
イ: 3×52=753 \times 5^2 = 75 なので、6の倍数ではありません。
ウ: 22×32=4×9=36=6×62^2 \times 3^2 = 4 \times 9 = 36 = 6 \times 6 なので、6の倍数です。
エ: 32×7×11=9×7×11=6933^2 \times 7 \times 11 = 9 \times 7 \times 11 = 693 なので、6の倍数ではありません。
よって、アとウが6の倍数です。
(1)-②
15の倍数である条件は、3と5を因数に持つことです。
ア: 2×3×5=30=15×22 \times 3 \times 5 = 30 = 15 \times 2 なので、15の倍数です。
イ: 3×52=75=15×53 \times 5^2 = 75 = 15 \times 5 なので、15の倍数です。
ウ: 22×32=362^2 \times 3^2 = 36 なので、15の倍数ではありません。
エ: 32×7×11=6933^2 \times 7 \times 11 = 693 なので、15の倍数ではありません。
よって、アとイが15の倍数です。
(2)
30を素因数分解すると、30=2×3×530 = 2 \times 3 \times 5
105を素因数分解すると、105=3×5×7105 = 3 \times 5 \times 7
最小公倍数は、それぞれの素因数の最大指数をとります。
LCM(30,105)=2×3×5×7=210LCM(30, 105) = 2 \times 3 \times 5 \times 7 = 210
最大公約数は、共通の素因数の最小指数をとります。
GCD(30,105)=3×5=15GCD(30, 105) = 3 \times 5 = 15
(3)
110を素因数分解すると、110=2×5×11110 = 2 \times 5 \times 11
約数の個数は、各素因数の指数に1を足して掛け合わせます。
110の約数の個数は、(1+1)(1+1)(1+1)=2×2×2=8(1+1)(1+1)(1+1) = 2 \times 2 \times 2 = 8 個です。

3. 最終的な答え

(1)
① ア、ウ
② ア、イ
(2)
最小公倍数:210、最大公約数:15
(3)
8