1%の食塩水110gの一部を捨て、精製水を加えて0.9%の食塩水100gを作るためには、何gの精製水を加えればよいかを求める。

1. 問題の内容

1%の食塩水110gの一部を捨て、精製水を加えて0.9%の食塩水100gを作るためには、何gの精製水を加えればよいかを求める。

2. 解き方の手順

まず、1%の食塩水110gに含まれる食塩の量を計算します。

$110 \times 0.01 = 1.1$g

次に、0.9%の食塩水100gに含まれる食塩の量を計算します。

$100 \times 0.009 = 0.9$g

1%の食塩水から捨てた食塩水の量を$x$gとすると、残った食塩水に含まれる食塩の量は、1%の食塩水の濃度が変わらないので、

$(110 - x) \times 0.01$g

この残った食塩水に精製水を加えた結果、0.9%の食塩水100gになったので、含まれる食塩の量は変わらず0.9gになります。したがって、

$(110 - x) \times 0.01 = 0.9$

$1.1 - 0.01x = 0.9$

$0.01x = 1.1 - 0.9$

$0.01x = 0.2$

$x = 20$g

1%の食塩水を20g捨てたことになります。

1%の食塩水110gから20g捨てたので、残った食塩水は$110-20=90$gです。

0. 9%の食塩水100gを作るために、加える精製水の量は、

$100 - 90 = 10$g

したがって、加える精製水の量は10gです。

3. 最終的な答え

ア 10g