画像にある確率に関する6つの問題を解きます。

確率論・統計学確率組み合わせ期待値確率分布標本調査
2025/4/8

1. 問題の内容

画像にある確率に関する6つの問題を解きます。

2. 解き方の手順

(1) 女子3人と男子1人のグループから2人を選ぶとき、そのうち1人が男子である確率を求めます。
* 全ての選び方は4C2=4!2!2!=4×32×1=6_{4}C_{2} = \frac{4!}{2!2!} = \frac{4 \times 3}{2 \times 1} = 6通り
* 男子1人を選ぶ選び方は1C1=1_{1}C_{1} = 1通り
* 女子1人を選ぶ選び方は3C1=3_{3}C_{1} = 3通り
* 男子1人、女子1人を選ぶ選び方は 1×3=31 \times 3 = 3通り
* よって、求める確率は 36=12\frac{3}{6} = \frac{1}{2}
(2) 1から5までの整数が1つずつ書かれている5枚のカードの中から1枚ずつ続けて2枚のカードを取り出し、それらを取り出した順に並べて2けたの整数をつくるとき、その整数が6の倍数となる確率を求めます。
* 全ての選び方は 5×4=205 \times 4 = 20通り
* 6の倍数になるのは、12, 24, 30, 42, 54の5通りだけです。(30はありえない)
* 12, 24, 30, 42 の可能性があります。
* 6の倍数となる組み合わせは、12, 24の2個です。
* 6の倍数になるのは12, 24, 36, 42, 48, 54ですが、3, 6, 8はカードにないので 12, 24, 42のみです。
* よって確率は320\frac{3}{20}
(3) 1から5までの整数が1つずつ書かれている5枚のカードの中から同時に2枚を取り出すとき、書かれている数の和が6以上となる確率を求めます。
* 全ての選び方は5C2=5!2!3!=5×42×1=10_{5}C_{2} = \frac{5!}{2!3!} = \frac{5 \times 4}{2 \times 1} = 10通り
* 和が6以上となるのは (1,5), (2,4), (2,5), (3,4), (3,5), (4,5)の6通り
* よって確率は 610=35\frac{6}{10} = \frac{3}{5}
(4) 2つのさいころA、Bを同時に投げるとき、出た日の数の積が20以上となる確率を求めます。
* 全ての出方は 6×6=366 \times 6 = 36通り
* 積が20以上になるのは、(4,5), (4,6), (5,4), (5,5), (5,6), (6,4), (6,5), (6,6) の8通り
* よって確率は 836=29\frac{8}{36} = \frac{2}{9}
(5) 100円硬貨が1枚、50円硬貨が2枚ある。この3枚の硬貨を同時に投げるとき、表が出る硬貨の金額の合計が100円以上になる確率を求めます。
* 全ての出方は 2×2×2=82 \times 2 \times 2 = 8通り
* 100円以上になるのは
* 100円が表の場合(50円の表裏は関係ない) : 100円表, 50円表表, 50円表裏, 50円裏表, 50円裏裏 -> 4通り
* 100円が裏で、50円が両方表の場合:1通り
* よって、合計5通り
* 確率は 58\frac{5}{8}
(6) 袋の中に、白と黒の碁石が合わせて200個入っている。袋の中をよくかき混ぜて無作為に100個の石を取り出したところ、白石が40個、黒石が60個であった。この袋の中に入っている白石の個数を推定します。
* 白石の割合は 40100=25\frac{40}{100} = \frac{2}{5}
* 白石の個数は 200×25=80200 \times \frac{2}{5} = 80個と推定されます。

3. 最終的な答え

(1) 12\frac{1}{2}
(2) 320\frac{3}{20}
(3) 35\frac{3}{5}
(4) 29\frac{2}{9}
(5) 58\frac{5}{8}
(6) 80

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