経済学の問題集で、以下の問いに答える。 Q1. 工場の1日の総収入を求める。 Q2. 工場の1週間の総収入を求める。 Q3. 需要関数と供給関数が与えられたとき、均衡数量を求める。 Q4. 均衡価格を求める。 Q5. 消費者余剰を求める。 Q6. 生産者余剰を求める。 Q7. 供給関数が変化した後の均衡数量を求める。 Q8. 供給関数が変化した後の均衡価格を求める。 Q9. 価格上限が設定されたときの取引量を求める。 Q10. 死荷重を求める。

応用数学経済学需要関数供給関数均衡価格均衡数量消費者余剰生産者余剰価格上限死荷重
2025/4/28

1. 問題の内容

経済学の問題集で、以下の問いに答える。
Q

1. 工場の1日の総収入を求める。

Q

2. 工場の1週間の総収入を求める。

Q

3. 需要関数と供給関数が与えられたとき、均衡数量を求める。

Q

4. 均衡価格を求める。

Q

5. 消費者余剰を求める。

Q

6. 生産者余剰を求める。

Q

7. 供給関数が変化した後の均衡数量を求める。

Q

8. 供給関数が変化した後の均衡価格を求める。

Q

9. 価格上限が設定されたときの取引量を求める。

Q
1

0. 死荷重を求める。

2. 解き方の手順

Q

1. 売上単価が15万円で、毎日70個生産するので、1日の総収入 $a$ は、

a=15×70=1050a = 15 \times 70 = 1050 万円。
Q

2. 週に5日操業するので、1週間の総収入 $b$ は、

b=a×5=1050×5=5250b = a \times 5 = 1050 \times 5 = 5250 万円。
Q

3. 需要関数 $D(p) = 120 - p$ と供給関数 $S(p) = \frac{p}{2}$ が与えられている。

均衡点では、D(p)=S(p)D(p) = S(p) なので、
120p=p2120 - p = \frac{p}{2}
2402p=p240 - 2p = p
3p=2403p = 240
p=80p = 80
均衡価格 p=80p^* = 80
均衡数量 qq^* は、q=120p=12080=40q^* = 120 - p^* = 120 - 80 = 40 または q=p2=802=40q^* = \frac{p^*}{2} = \frac{80}{2} = 40
Q

4. Q3で求めたように、均衡価格 $p^* = 80$。

Q

5. 消費者余剰 (CS) は、需要曲線と均衡価格の間の面積。

需要曲線は D(p)=120pD(p) = 120 - p なので、p=120qp = 120 - q
q=0q=0 のとき p=120p=120
したがって、消費者余剰は
CS=12×(12080)×40=12×40×40=800CS = \frac{1}{2} \times (120 - 80) \times 40 = \frac{1}{2} \times 40 \times 40 = 800
Q

6. 生産者余剰 (PS) は、供給曲線と均衡価格の間の面積。

供給曲線は S(p)=p2S(p) = \frac{p}{2} なので、p=2qp = 2q
q=0q=0 のとき p=0p=0
したがって、生産者余剰は
PS=12×(800)×40=12×80×40=1600PS = \frac{1}{2} \times (80 - 0) \times 40 = \frac{1}{2} \times 80 \times 40 = 1600
Q

7. 供給関数が $S^{New}(p) = 2p$ に変化した。需要関数は $D(p) = 120 - p$ のまま。

均衡点では、D(p)=SNew(p)D(p) = S^{New}(p) なので、
120p=2p120 - p = 2p
120=3p120 = 3p
p=40p = 40
新しい均衡価格 pNew=40p^{New} = 40
新しい均衡数量 qNewq^{New} は、qNew=120pNew=12040=80q^{New} = 120 - p^{New} = 120 - 40 = 80 または qNew=2pNew=2×40=80q^{New} = 2p^{New} = 2 \times 40 = 80
Q

8. Q7で求めたように、新しい均衡価格 $p^{New} = 40$。

Q

9. 価格上限が $p^{Reg} = 40$ に設定された。

需要関数は D(p)=120pD(p) = 120 - p なので、需要量は D(40)=12040=80D(40) = 120 - 40 = 80
供給関数は S(p)=p2S(p) = \frac{p}{2} なので、供給量は S(40)=402=20S(40) = \frac{40}{2} = 20
したがって、市場で取引される量 qRegq^{Reg} は、小さい方の値である 20。
Q
1

0. 死荷重 (DWL) は、価格上限によって失われる総余剰。

元の均衡点では p=80,q=40p^* = 80, q^* = 40 だった。
価格上限 pReg=40p^{Reg} = 40 の下では、取引量 qReg=20q^{Reg} = 20
死荷重は三角形の面積で計算される。
DWL=12×(8040)×(4020)=12×40×20=400DWL = \frac{1}{2} \times (80 - 40) \times (40 - 20) = \frac{1}{2} \times 40 \times 20 = 400

3. 最終的な答え

Q

1. 1050

Q

2. 5250

Q

3. 40

Q

4. 80

Q

5. 800

Q

6. 1600

Q

7. 80

Q

8. 40

Q

9. 20

Q
1

0. 400

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