問題は2つあります。 (1) 三角形ABCにおいて、辺ABの中点をQ、QCの中点をRとし、ARの延長線が辺BCと交わる点をSとするとき、CS:SBとAR:RSを求めよ。 (2) 円に内接する四角形ABCDにおいて、AB=5, BC=3, CD=3, DA=8であるとき、ACの長さと角ABCの角度、四角形ABCDの面積Sを求めよ。
2025/5/5
1. 問題の内容
問題は2つあります。
(1) 三角形ABCにおいて、辺ABの中点をQ、QCの中点をRとし、ARの延長線が辺BCと交わる点をSとするとき、CS:SBとAR:RSを求めよ。
(2) 円に内接する四角形ABCDにおいて、AB=5, BC=3, CD=3, DA=8であるとき、ACの長さと角ABCの角度、四角形ABCDの面積Sを求めよ。
2. 解き方の手順
(1) チェバの定理とメネラウスの定理を使用します。
チェバの定理より、
QはABの中点なので、
RはQCの中点なので、. よって, より
したがって、
となり、
メネラウスの定理を三角形QBCと直線ARSに対して適用する。
QはABの中点なので.
したがって、.
なので、
RはQCの中点なのでつまり
. よって .
.
, よって .
(2) 余弦定理とヘロンの公式を使用します。
三角形ABCにおいて、余弦定理より、
三角形ADCにおいて、余弦定理より、
四角形ABCDは円に内接するので、。
したがって、。
よって、
四角形ABCDの面積Sは、三角形ABCの面積と三角形ADCの面積の和である。
三角形ABCの面積
三角形ADCの面積
四角形ABCDの面積S
3. 最終的な答え
(1) CS:SB = 1:2, AR:RS = 3:4
(2) AC = 7, ∠ABC = 120°, S =