ある月について、第2土曜日が奇数日であり、第3土曜日が3の倍数であるとき、第4土曜日の日付を求める問題です。

算数日付論理整数
2025/5/13

1. 問題の内容

ある月について、第2土曜日が奇数日であり、第3土曜日が3の倍数であるとき、第4土曜日の日付を求める問題です。

2. 解き方の手順

まず、第2土曜日が奇数日であることから、その日付を 2n12n-1nn は自然数)とおきます。
次に、第3土曜日は第2土曜日から7日後なので、その日付は (2n1)+7=2n+6(2n-1) + 7 = 2n+6 となります。
この 2n+62n+6 が3の倍数であることから、2n+6=3m2n+6 = 3mmm は自然数)とおけます。
式を変形すると 2n=3m6=3(m2)2n = 3m - 6 = 3(m-2) となり、n=3(m2)2n = \frac{3(m-2)}{2} となります。
nn は自然数なので、m2m-2 が偶数である必要があります。そこで、m2=2km-2 = 2kkk は整数)とおくと、m=2k+2m = 2k+2 となります。
これを n=3(m2)2n = \frac{3(m-2)}{2} に代入すると、n=3(2k)2=3kn = \frac{3(2k)}{2} = 3k となります。
したがって、第2土曜日の日付は 2n1=2(3k)1=6k12n-1 = 2(3k)-1 = 6k-1 となります。
この値は1以上でなければならないので、6k116k-1 \geq 1 より k13k \geq \frac{1}{3} となります。kk は整数なので、k1k \geq 1 となります。
また、1つの月の日数は最大で31日なので、第4土曜日の日付も31以下である必要があります。
第4土曜日は第2土曜日から14日後なので、第4土曜日の日付は (6k1)+14=6k+13(6k-1) + 14 = 6k+13 となります。
したがって、6k+13316k+13 \leq 31 より 6k186k \leq 18 となり、k3k \leq 3 となります。
以上のことから、k=1,2,3k = 1, 2, 3 の場合を考えます。
- k=1k=1 のとき:第2土曜日は 6(1)1=56(1)-1 = 5 日、第3土曜日は 5+7=125+7 = 12 日、第4土曜日は 5+14=195+14 = 19
- k=2k=2 のとき:第2土曜日は 6(2)1=116(2)-1 = 11 日、第3土曜日は 11+7=1811+7 = 18 日、第4土曜日は 11+14=2511+14 = 25
- k=3k=3 のとき:第2土曜日は 6(3)1=176(3)-1 = 17 日、第3土曜日は 17+7=2417+7 = 24 日、第4土曜日は 17+14=3117+14 = 31
問題文の条件を満たすのは上記の3つの場合ですが、第3土曜日が3の倍数になるという条件から考えると、第3土曜日は12日、18日、24日のいずれかになります。
したがって、第4土曜日は19日、25日、31日のいずれかとなります。
ここで、第3土曜日の日付が2n+62n+6で表現され、これが3の倍数であることから、2n+6=3m2n+6=3mとなります。この式を2n=3m62n=3m-6と変形し、両辺を2で割るとn=32(m2)n=\frac{3}{2}(m-2)となります。nは整数である必要があるため、mは偶数でなければなりません。
mを2kと置くと、n=3(k1)n=3(k-1)となり、2n+6=6k2n+6=6kとなります。したがって、第3土曜日は6の倍数であることが分かります。
したがって、
第3土曜日が12日の場合、第2土曜日は5日となり、第4土曜日は19日。
第3土曜日が18日の場合、第2土曜日は11日となり、第4土曜日は25日。
第3土曜日が24日の場合、第2土曜日は17日となり、第4土曜日は31日。
しかし、問題文の条件だけでは、第4土曜日を特定することはできません。
この問題を解くには、情報が不足しています。
第3土曜日が3の倍数であるという条件に加えて、何らかの追加情報が必要です。
例えば、第2土曜日が5日であるとか、第4土曜日が30日を超えることはない、といった情報があれば、答えが特定できます。
問題文に誤りがないと仮定すると、複数の解が存在します。ただし、ここでは、19, 25, 31の中で、最もありうる日付を特定します。
多くの場合、月の最初のほうに土曜日が来るので、最も可能性の高いのは19日です。

3. 最終的な答え

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