3枚のカードに正の整数が1つずつ書かれており、その3枚のカードについて以下の条件が与えられています。 * 3枚のカードの数の平均は4でも7でも割り切れる。 * 3枚のカードの数の和は200以上300以下である。 このとき、3枚のカードの数の和を求める問題です。

算数平均倍数最小公倍数整数の性質
2025/5/13

1. 問題の内容

3枚のカードに正の整数が1つずつ書かれており、その3枚のカードについて以下の条件が与えられています。
* 3枚のカードの数の平均は4でも7でも割り切れる。
* 3枚のカードの数の和は200以上300以下である。
このとき、3枚のカードの数の和を求める問題です。

2. 解き方の手順

3枚のカードの数をそれぞれa,b,ca, b, cとします。
条件アより、平均a+b+c3\frac{a+b+c}{3}は4でも7でも割り切れるので、a+b+ca+b+cは3の倍数であり、4の倍数であり、7の倍数でもあります。
つまり、a+b+ca+b+cは3,4,7の最小公倍数で割り切れます。3,4,7の最小公倍数は3×4×7=843\times 4 \times 7 = 84です。
したがって、a+b+ca+b+cは84の倍数です。
条件イより、200a+b+c300200 \le a+b+c \le 300を満たす必要があります。
84の倍数で、200以上300以下の数は、
84×3=25284 \times 3 = 252です。
84×2=16884 \times 2 = 168は200未満であり、84×4=33684 \times 4 = 336は300より大きいです。
したがって、a+b+c=252a+b+c = 252となります。

3. 最終的な答え

252

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