この方程式を解くには、いくつかの方法があります。
数値的に解く方法が考えられますが、ここでは近似的な解法を試みます。
まず、x=1+r と置換します。すると、方程式は次のようになります。 100=x40+x250+x340 両辺に x3 を掛けると、次のようになります。 100x3=40x2+50x+40 100x3−40x2−50x−40=0 10x3−4x2−5x−4=0 ここで、この三次方程式の解を近似的に求めることを考えます。
r が小さい場合、x=1+r は1に近い値になります。 もし x=1 なら、左辺は 10−4−5−4=−3 となります。 もし x=1.2 なら、左辺は 10(1.2)3−4(1.2)2−5(1.2)−4=10(1.728)−4(1.44)−6−4=17.28−5.76−6−4=1.52 となります。 x=1 のとき負の値、x=1.2 のとき正の値なので、解は1と1.2の間にあると考えられます。 x≈1.1 と仮定してみます。 10(1.1)3−4(1.1)2−5(1.1)−4=10(1.331)−4(1.21)−5.5−4=13.31−4.84−5.5−4=−1.03 10(1.15)3−4(1.15)2−5(1.15)−4=10(1.520875)−4(1.3225)−5.75−4=15.20875−5.29−5.75−4=0.16875 したがって、x≈1.15 となります。 1+r=1.15 より、r=0.15