四角形ABCDにおいて、与えられた角度の情報から、$∠x$と$∠y$の大きさを求める問題です。

幾何学角度四角形三角形内角の和図形
2025/3/22
## 数学の問題の回答

1. 問題の内容

四角形ABCDにおいて、与えられた角度の情報から、x∠xy∠yの大きさを求める問題です。

2. 解き方の手順

まず、三角形ABCに着目します。
三角形の内角の和は180度なので、
BAC=180ABCBCA=1803042=108∠BAC = 180^\circ - ∠ABC - ∠BCA = 180^\circ - 30^\circ - 42^\circ = 108^\circ
また、BAD=57∠BAD = 57^\circなので、
CAD=BADBAC=10857=51∠CAD = ∠BAD - ∠BAC = 108^\circ - 57^\circ = 51^\circ
次に、三角形ACDに着目します。
三角形の内角の和は180度なので、
x=180CADCDA=1805157=72∠x = 180^\circ - ∠CAD - ∠CDA = 180^\circ - 51^\circ - 57^\circ = 72^\circ
最後に、三角形ABDに着目します。
三角形の内角の和は180度なので、
ADB=57∠ADB = 57^\circより、
ABD=180BADADB=1805757=66∠ABD = 180^\circ - ∠BAD - ∠ADB = 180^\circ - 57^\circ - 57^\circ = 66^\circ
y=BADBAC∠y = ∠BAD - ∠BAC であり、BAD=57∠BAD = 57^\circ なので、y∠y を求めるには BAC∠BACを計算する必要があります。
BAC=A=57∠BAC = ∠A = 57^\circで与えられているので、BAC=57∠BAC = 57^\circより、BAC=108∠BAC = 108という計算はおかしいことがわかります。
BAD=y+57∠BAD = y + 57^\circと問題文の図からわかる。
三角形ABDの角度の合計は、ABD+BAD+ADB=180∠ABD + ∠BAD + ∠ADB = 180^\circ
よって、30+(y+57)+x=18030 + (y+57) + x = 180
三角形ACDの角度の合計は、ACD+CAD+ADC=180∠ACD + ∠CAD + ∠ADC = 180^\circ
よって、42+y+57=18042 + y + 57 = 180
99+y=18099 + y = 180
y=81y = 81^\circ
30+(81+57)+x=18030 + (81+57) + x = 180
168+x=180168 + x = 180
x=12x = 12^\circ

3. 最終的な答え

x=12∠x = 12^\circ
y=81∠y = 81^\circ

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