3つの直線 $y=x$、 $y=-x$、 $y=\frac{1}{3}x + b$ が与えられている。直線 $y=x$ と $y=\frac{1}{3}x + b$ の交点をA、直線 $y=-x$ と $y=\frac{1}{3}x + b$ の交点をBとする。また、直線 $y=\frac{1}{3}x + b$ と $y$軸との交点をCとする。このとき、三角形OBCと三角形OACの面積の比を求めよ。ただし、$b > 0$とする。

幾何学幾何座標平面面積比直線連立方程式
2025/8/9

1. 問題の内容

3つの直線 y=xy=xy=xy=-xy=13x+by=\frac{1}{3}x + b が与えられている。直線 y=xy=xy=13x+by=\frac{1}{3}x + b の交点をA、直線 y=xy=-xy=13x+by=\frac{1}{3}x + b の交点をBとする。また、直線 y=13x+by=\frac{1}{3}x + byy軸との交点をCとする。このとき、三角形OBCと三角形OACの面積の比を求めよ。ただし、b>0b > 0とする。

2. 解き方の手順

三角形OBCと三角形OACの底辺をOCと考えると、それぞれの面積は 12×OC×(Bx座標の絶対値) \frac{1}{2} \times OC \times (Bのx座標の絶対値)12×OC×(Ax座標) \frac{1}{2} \times OC \times (Aのx座標) で表される。
面積比は高さの比に等しいから、(点Bのx座標の絶対値):(点Aのx座標の値)で求められる。
点Bのx座標を求める。
y=xy = -xy=13x+by = \frac{1}{3}x + bを連立して解く。
x=13x+b-x = \frac{1}{3}x + b
43x=b-\frac{4}{3}x = b
x=34bx = -\frac{3}{4}b
したがって、点Bのx座標の絶対値は34b\frac{3}{4}b
点Aのx座標を求める。
y=xy = xy=13x+by = \frac{1}{3}x + bを連立して解く。
x=13x+bx = \frac{1}{3}x + b
23x=b\frac{2}{3}x = b
x=32bx = \frac{3}{2}b
したがって、点Aのx座標は32b\frac{3}{2}b
面積比は
34b:32b=34:32=14:12=1:2\frac{3}{4}b : \frac{3}{2}b = \frac{3}{4} : \frac{3}{2} = \frac{1}{4} : \frac{1}{2} = 1:2

3. 最終的な答え

1:2

「幾何学」の関連問題

四面体ABCDにおいて、点A, B, C, Dの位置ベクトルがそれぞれ $\vec{a}$, $\vec{b}$, $\vec{c}$, $\vec{d}$ で与えられている。三角形ABCの重心をGと...

ベクトル空間ベクトル重心内分点四面体
2025/8/10

$\triangle OAB$ において、$\overrightarrow{OA} = \vec{a}$、$\overrightarrow{OB} = \vec{b}$ とする。点 $O$ を通り、辺...

ベクトル平面ベクトル直線のベクトル方程式
2025/8/10

$\triangle OAB$ において、$\overrightarrow{OA} = \overrightarrow{a}$, $\overrightarrow{OB} = \overrightar...

ベクトル平行直線位置ベクトル媒介変数
2025/8/10

点 $P(3,8)$ を原点 $O$ を中心に回転させたときの座標を求める問題です。 (1) $\frac{\pi}{6}$ 回転 (2) $-\frac{3}{4}\pi$ 回転

座標回転三角関数
2025/8/10

$\triangle ABC$ において、辺 $BC$ を $3:2$ に外分する点を $D$、$\triangle ABC$ の重心を $G$ とする。$\vec{AB} = \vec{b}$、$\...

ベクトル外分重心ベクトル計算
2025/8/10

4点A($\vec{a}$), B($\vec{b}$), C($\vec{c}$), D($\vec{d}$)について、ベクトル$\vec{DC} + \vec{BA}$を$\vec{a}, \ve...

ベクトルベクトルの加法位置ベクトル
2025/8/10

ベクトル $AB = (-3, 8)$ が与えられています。線分ABを1:2に内分する点をPとするとき、ベクトル $AP$ を求める問題です。

ベクトル内分点線分
2025/8/10

ベクトル $\vec{a}$ と $\vec{b}$ が与えられたとき、その内積 $\vec{a} \cdot \vec{b}$ を求めます。ここで、$\vec{a} = (0, 0)$、$\vec{...

ベクトル内積
2025/8/10

$\triangle OAB$ に対して、$\vec{OP} = s\vec{OA} + t\vec{OB}$ とする。実数 $s$, $t$ が $0 \le s \le 2$ かつ $1 \le ...

ベクトル線形代数点の存在範囲平行四辺形
2025/8/10

平行六面体において、$\vec{AB} = \vec{a}$, $\vec{AD} = \vec{b}$, $\vec{AE} = \vec{c}$ とおく。$\vec{GA}$を $\vec{a},...

ベクトル空間ベクトル平行六面体
2025/8/10