与えられた3つの連立方程式を、加減法を用いて解く問題です。 (1) $\begin{cases} 5x+4y=40 \\ 3x-4y=-8 \end{cases}$ (2) $\begin{cases} 3x-5y=21 \\ 8x+5y=1 \end{cases}$ (3) $\begin{cases} 9x+7y=10 \\ 3x-7y=50 \end{cases}$

代数学連立方程式加減法一次方程式
2025/5/16

1. 問題の内容

与えられた3つの連立方程式を、加減法を用いて解く問題です。
(1) {5x+4y=403x4y=8\begin{cases} 5x+4y=40 \\ 3x-4y=-8 \end{cases}
(2) {3x5y=218x+5y=1\begin{cases} 3x-5y=21 \\ 8x+5y=1 \end{cases}
(3) {9x+7y=103x7y=50\begin{cases} 9x+7y=10 \\ 3x-7y=50 \end{cases}

2. 解き方の手順

(1)
二つの式を足し合わせると、yy が消去されます。
(5x+4y)+(3x4y)=40+(8)(5x+4y) + (3x-4y) = 40 + (-8)
8x=328x = 32
x=4x = 4
得られた xx の値を最初の式に代入して yy を求めます。
5(4)+4y=405(4) + 4y = 40
20+4y=4020 + 4y = 40
4y=204y = 20
y=5y = 5
(2)
二つの式を足し合わせると、yy が消去されます。
(3x5y)+(8x+5y)=21+1(3x-5y) + (8x+5y) = 21 + 1
11x=2211x = 22
x=2x = 2
得られた xx の値を最初の式に代入して yy を求めます。
3(2)5y=213(2) - 5y = 21
65y=216 - 5y = 21
5y=15-5y = 15
y=3y = -3
(3)
二つの式を足し合わせると、yy が消去されます。
(9x+7y)+(3x7y)=10+50(9x+7y) + (3x-7y) = 10 + 50
12x=6012x = 60
x=5x = 5
得られた xx の値を最初の式に代入して yy を求めます。
9(5)+7y=109(5) + 7y = 10
45+7y=1045 + 7y = 10
7y=357y = -35
y=5y = -5

3. 最終的な答え

(1) x=4,y=5x = 4, y = 5
(2) x=2,y=3x = 2, y = -3
(3) x=5,y=5x = 5, y = -5

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