200以上500以下の自然数について、以下の問いに答えます。 (1) 6の倍数または9の倍数であるものの個数を求めます。 (2) 6の倍数でも9の倍数でもないものの個数を求めます。 (3) 6の倍数であるが9の倍数でないものの個数を求めます。

算数倍数公倍数包除原理集合
2025/5/17

1. 問題の内容

200以上500以下の自然数について、以下の問いに答えます。
(1) 6の倍数または9の倍数であるものの個数を求めます。
(2) 6の倍数でも9の倍数でもないものの個数を求めます。
(3) 6の倍数であるが9の倍数でないものの個数を求めます。

2. 解き方の手順

まず、200以上500以下の自然数の個数を求めます。これは500200+1=301500 - 200 + 1 = 301個です。
(1) 6の倍数または9の倍数であるものの個数を求める。
6の倍数の個数:
200以上500以下の6の倍数のうち、最小のものは6×34=2046 \times 34 = 204、最大のものは6×83=4986 \times 83 = 498なので、6の倍数の個数は8334+1=5083 - 34 + 1 = 50個です。
9の倍数の個数:
200以上500以下の9の倍数のうち、最小のものは9×23=2079 \times 23 = 207、最大のものは9×55=4959 \times 55 = 495なので、9の倍数の個数は5523+1=3355 - 23 + 1 = 33個です。
6と9の公倍数、つまり18の倍数の個数:
200以上500以下の18の倍数のうち、最小のものは18×12=21618 \times 12 = 216、最大のものは18×27=48618 \times 27 = 486なので、18の倍数の個数は2712+1=1627 - 12 + 1 = 16個です。
6の倍数または9の倍数の個数は、包除原理より、50+3316=6750 + 33 - 16 = 67個です。
(2) 6の倍数でも9の倍数でもないものの個数を求める。
200以上500以下の自然数のうち、6の倍数でも9の倍数でもないものの個数は、全体の個数から(1)で求めた6の倍数または9の倍数の個数を引けばよいので、30167=234301 - 67 = 234個です。
(3) 6の倍数であるが9の倍数でないものの個数を求める。
6の倍数の個数から、6の倍数かつ9の倍数(つまり18の倍数)の個数を引けばよいので、5016=3450 - 16 = 34個です。

3. 最終的な答え

(1) 67個
(2) 234個
(3) 34個

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