全体集合$U$とその部分集合$A$, $B$について、以下の情報が与えられています。 $n(U) = 50$, $n(A) = 36$, $n(B) = 17$, $n(\overline{A} \cap B) = 7$ このとき、以下の値を求めます。 (1) $n(A \cap B)$ (2) $n(A \cup B)$ (3) $n(A \cap \overline{B})$ (4) $n(\overline{A \cup \overline{B}})$

算数集合集合算要素数ド・モルガンの法則
2025/5/19

1. 問題の内容

全体集合UUとその部分集合AA, BBについて、以下の情報が与えられています。
n(U)=50n(U) = 50, n(A)=36n(A) = 36, n(B)=17n(B) = 17, n(AB)=7n(\overline{A} \cap B) = 7
このとき、以下の値を求めます。
(1) n(AB)n(A \cap B)
(2) n(AB)n(A \cup B)
(3) n(AB)n(A \cap \overline{B})
(4) n(AB)n(\overline{A \cup \overline{B}})

2. 解き方の手順

(1) n(AB)n(A \cap B) を求める。
n(AB)=7n(\overline{A} \cap B) = 7という条件から、BBに属するがAAに属さない要素の数が7であることがわかります。
n(B)=17n(B) = 17なので、n(AB)=n(B)n(AB)n(A \cap B) = n(B) - n(\overline{A} \cap B)を使って、AABBの両方に属する要素の数を計算します。
(2) n(AB)n(A \cup B) を求める。
n(AB)=n(A)+n(B)n(AB)n(A \cup B) = n(A) + n(B) - n(A \cap B)の公式を使います。
(3) n(AB)n(A \cap \overline{B}) を求める。
n(A)=n(AB)+n(AB)n(A) = n(A \cap B) + n(A \cap \overline{B})が成り立つので、n(AB)=n(A)n(AB)n(A \cap \overline{B}) = n(A) - n(A \cap B)を使って求めます。
(4) n(AB)n(\overline{A \cup \overline{B}}) を求める。
ド・モルガンの法則より、AB=AB\overline{A \cup \overline{B}} = \overline{A} \cap Bです。
したがって、n(AB)=n(AB)n(\overline{A \cup \overline{B}}) = n(\overline{A} \cap B)なので、与えられた条件から直接値を求められます。
それでは、具体的な計算を行います。
(1) n(AB)=n(B)n(AB)=177=10n(A \cap B) = n(B) - n(\overline{A} \cap B) = 17 - 7 = 10
(2) n(AB)=n(A)+n(B)n(AB)=36+1710=43n(A \cup B) = n(A) + n(B) - n(A \cap B) = 36 + 17 - 10 = 43
(3) n(AB)=n(A)n(AB)=3610=26n(A \cap \overline{B}) = n(A) - n(A \cap B) = 36 - 10 = 26
(4) n(AB)=n(AB)=7n(\overline{A \cup \overline{B}}) = n(\overline{A} \cap B) = 7

3. 最終的な答え

(1) n(AB)=10n(A \cap B) = 10
(2) n(AB)=43n(A \cup B) = 43
(3) n(AB)=26n(A \cap \overline{B}) = 26
(4) n(AB)=7n(\overline{A \cup \overline{B}}) = 7

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