5個の数字0, 1, 2, 3, 4の中から異なる3個を選んで並べて3桁の整数を作るとき、次の条件を満たす整数は何個作れるか。 (1) 偶数 (2) 3の倍数

算数場合の数整数偶数倍数順列
2025/5/22

1. 問題の内容

5個の数字0, 1, 2, 3, 4の中から異なる3個を選んで並べて3桁の整数を作るとき、次の条件を満たす整数は何個作れるか。
(1) 偶数
(2) 3の倍数

2. 解き方の手順

(1) 偶数の場合
3桁の整数が偶数であるためには、一の位が0, 2, 4のいずれかである必要があります。
* 一の位が0の場合:
百の位は0以外の4つの数字から選べ、十の位は残りの3つの数字から選べます。したがって、4×3=124 \times 3 = 12 個の整数が作れます。
* 一の位が2または4の場合:
一の位は2通りです。百の位は0と一の位で使用した数字以外の3つの数字から選べます。十の位は残りの3つの数字から選べます。したがって、2×3×3=182 \times 3 \times 3 = 18 個の整数が作れます。
合計で、12+18=3012 + 18 = 30 個の偶数が作れます。
(2) 3の倍数の場合
3桁の整数が3の倍数であるためには、各桁の数字の和が3の倍数である必要があります。 0, 1, 2, 3, 4の中から3つの数字を選び、その和が3の倍数になる組み合わせを考えます。
* {0, 1, 2}: これらを並び替えて作れる3桁の整数は、2×2×1=42 \times 2 \times 1 = 4 個。先頭が0になるものを除外する必要があるため。3!2!=62=43! - 2! = 6 - 2 = 4 個。
* {0, 2, 4}: これらを並び替えて作れる3桁の整数は、2×2×1=42 \times 2 \times 1 = 4 個。3!2!=62=43! - 2! = 6 - 2 = 4 個。
* {1, 2, 3}: これらを並び替えて作れる3桁の整数は、3!=63! = 6 個。
* {2, 3, 4}: これらを並び替えて作れる3桁の整数は、3!=63! = 6 個。
* {0, 3, 3}: これは除外。異なる3つではない。
* {0, 1, 5}: 5が含まれない。
* {1, 3, 5}: 5が含まれない。
* {0, 3, 6}: 6が含まれない。
* {3, 6, 9}: 6, 9が含まれない。
* {1, 2, 0}: 0, 1, 2。
* {4, 2, 0}: 0, 2, 4。
* {3, 1, 2}: 1, 2, 3。
* {2, 3, 4}: 2, 3, 4。
* {0, 4, 5}: 不可
* {1, 4, 0}: 和は5
* {0, 4, 2}: 和は6
* {1, 4, 4}: 不可
したがって、合計 4+4+6+6=204 + 4 + 6 + 6 = 20 個の3の倍数が作れます。

3. 最終的な答え

(1) 偶数:30個
(2) 3の倍数:20個

「算数」の関連問題

画像に示された分数と整数の掛け算の計算問題を解きます。具体的には、以下の8つの計算を行います。 1. $\frac{5}{8} \times 4$

分数掛け算計算約分
2025/5/22

問題は $\sqrt{6} / \sqrt{18}$ を計算することです。最初にサイコロの絵と (3) が書かれていますが、これは問題を解く上で意味がないと思われます。

平方根計算有理化分数
2025/5/22

1400の正の約数の個数と、正の約数の和を求めます。また、1400の正の約数のうち偶数は何個あるかを求めます。

約数素因数分解約数の個数約数の和偶数
2025/5/22

(1) 10円硬貨5枚、100円硬貨3枚、500円硬貨3枚を使って、ちょうど支払うことができる金額は何通りあるか。 (2) 10円硬貨2枚、50円硬貨3枚、100円硬貨4枚を使って、ちょうど支払うこと...

場合の数組み合わせ硬貨
2025/5/22

10円硬貨が5枚、100円硬貨が3枚、500円硬貨が3枚あるとき、これらの硬貨を全部または一部使って支払うことができる金額は何通りあるかを求める問題。ただし、どの硬貨も使わない場合は除く。

組み合わせ場合の数硬貨
2025/5/22

10円硬貨が2枚、50円硬貨が3枚、100円硬貨が4枚あるとき、合計金額を求めます。

金額計算貨幣足し算掛け算
2025/5/22

与えられた数式 $(5/6 - 3/8) \times 24$ を計算する問題です。

分数四則演算計算
2025/5/22

10円硬貨5枚、100円硬貨3枚、500円硬貨3枚を使って、ちょうど支払うことができる金額は何通りあるか。

場合の数組み合わせ硬貨
2025/5/22

与えられた6つの割り算の問題を解きます。問題は分数の割り算です。 (1) $\frac{3}{5} \div 2$ (2) $\frac{1}{2} \div 4$ (3) $\frac{5}{6} ...

分数割り算
2025/5/22

分数の $\frac{18}{11}$ を循環小数で表したとき、選択肢の中から正しいものを記号で選ぶ問題です。選択肢は以下の通りです。 ア. 1.63 イ. 1.63 ウ. 1.63 エ. 1.63 ...

分数循環小数計算
2025/5/22