食塩水P, Q, Rの濃度がそれぞれ3.0%, 9.0%, 6.0%である。PとQの量は等しく、Rの量はPの2倍である。 ア. Rに含まれる食塩の量は、Qに含まれる食塩の量より少ないか。 イ. PとRを混ぜると濃度は5%になるか。 これらの正誤を判定し、理由を説明する。
2025/5/25
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6. 食塩水の問題
1. 問題の内容
食塩水P, Q, Rの濃度がそれぞれ3.0%, 9.0%, 6.0%である。PとQの量は等しく、Rの量はPの2倍である。
ア. Rに含まれる食塩の量は、Qに含まれる食塩の量より少ないか。
イ. PとRを混ぜると濃度は5%になるか。
これらの正誤を判定し、理由を説明する。
2. 解き方の手順
まず、Pの食塩水の量を とおく。すると、Qの量も であり、Rの量は となる。
アについて:
P, Q, Rに含まれる食塩の量をそれぞれ計算する。
* Pに含まれる食塩の量:
* Qに含まれる食塩の量:
* Rに含まれる食塩の量:
Rに含まれる食塩の量()とQに含まれる食塩の量()を比較すると、 なので、Rに含まれる食塩の量の方がQに含まれる食塩の量よりも多い。したがって、アは誤り。
イについて:
PとRを混ぜたときの食塩水の量と食塩の量を計算する。
* 混ぜた後の食塩水の量:
* 混ぜた後の食塩の量:
混ぜた後の濃度を計算する:
したがって、イは正しい。
3. 最終的な答え
ア:誤り。Rに含まれる食塩の量は、Qに含まれる食塩の量より多い。
イ:正しい。PとRを混ぜると濃度は5%になる。
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7. 学生数の問題
1. 問題の内容
1組と2組の学生がおり、合計で130人いる。1組の10%と2組の15%の学生を合わせると16人が海外研修に参加した。1組と2組の人数をそれぞれ求める。
2. 解き方の手順
1組の人数を 、2組の人数を とおく。
次の2つの式が成り立つ。
(1)
(2)
(2)式を100倍して整理すると、
(3)
(1)式より なので、これを(3)式に代入する。
(1)式に を代入する。
3. 最終的な答え
1組の人数は70人、2組の人数は60人。
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8. 牛肉の問題
1. 問題の内容
ある精肉店で扱う牛肉のうち、80%が国産で、国産のうち30%が北海道産である。この店で扱う牛肉のうち北海道産の牛肉が占める割合を求める。
2. 解き方の手順
牛肉全体の量を100%とする。
国産の牛肉の割合は80%。
北海道産の牛肉は国産の30%なので、牛肉全体に対する北海道産の牛肉の割合は、
3. 最終的な答え
北海道産の牛肉が占める割合は24%。
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9. 土地の問題
1. 問題の内容
土地をA, Bの部分に分け、Aにマンション、Bに駐車場を作った。マンションは土地全体の40%を占め、A部分の60%を占める。駐車場は土地全体の20%を占める。駐車場がBの部分に占める割合を求める。
2. 解き方の手順
土地全体の面積を1とする。
マンションの面積は である。
マンションがA部分の60%を占めるので、A部分の面積は である。
B部分の面積は である。
駐車場の面積は である。
駐車場がB部分に占める割合は、
3. 最終的な答え
駐車場がBの部分に占める割合は60%。
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0. 留学生の問題
1. 問題の内容
大学の学部ごとの学生数と留学生数の割合が与えられている。大学全体の留学生数が全学生数の何%か求める。
2. 解き方の手順
各学部の全学生数に対する割合と、各学部の留学生の割合から、各学部の留学生が全学生に占める割合を計算する。
* 文学部:
* 法学部:
* 経済学部:
* 経営学部:
大学全体の留学生が全学生に占める割合は、各学部の割合の合計である。
3. 最終的な答え
大学の留学生全体の人数は、全学生数の14%。