54n が整数になるためには、54n が平方数 (整数の2乗) になる必要がある。 まず、54を素因数分解する。
54=2×27=2×3×9=2×3×3×3=2×33 したがって、54n=2×33×n となる。 54n が整数になるためには、2×33×n が平方数になる必要がある。 2×33×n が平方数になるためには、n は 2 と 3 を少なくとも1つずつ含んでいる必要がある。 なぜなら、平方数になるためには、すべての素因数の指数が偶数でなければならないからである。
n が最も小さい自然数となるためには、n=2×3=6 とすれば良い。 このとき、54n=2×33×(2×3)=22×34=(2×32)2=2×32=2×9=18 となり、整数となる。