(1) 3の倍数の和
1から100までの3の倍数は、3, 6, 9, ..., 99の33個です。
等差数列の和の公式を用いて、
S=2n(a1+an) ここで、n=33, a1=3, an=99なので、 S=233(3+99)=233×102=33×51=1683 (2) 4の倍数の和
1から100までの4の倍数は、4, 8, 12, ..., 100の25個です。
等差数列の和の公式を用いて、
S=2n(a1+an) ここで、n=25, a1=4, an=100なので、 S=225(4+100)=225×104=25×52=1300 (3) 12の倍数の和
1から100までの12の倍数は、12, 24, 36, ..., 96の8個です。
等差数列の和の公式を用いて、
S=2n(a1+an) ここで、n=8, a1=12, an=96なので、 S=28(12+96)=28×108=4×108=432 (4) 7で割ると3余る数の和
1から100までの7で割ると3余る数は、3, 10, 17, ..., 94です。
これは7n+3の形で表され、7n+3≤100を満たす最大のnはn=13であるため、14個の数があります (n=0,1,...,13)。 等差数列の和の公式を用いて、
S=2n(a1+an) ここで、n=14, a1=3, an=94なので、 S=214(3+94)=214×97=7×97=679 (5) 3または4の倍数の和
3の倍数の和と4の倍数の和を足し、3と4の公倍数である12の倍数の和を引きます。
S=(3の倍数の和)+(4の倍数の和)−(12の倍数の和)=1683+1300−432=2983−432=2551 (6) 3で割り切れない数の和
1から100までの自然数の和から3の倍数の和を引きます。
1から100までの自然数の和は、
S1−100=2100(1+100)=2100×101=50×101=5050 したがって、3で割り切れない数の和は、
S=S1−100−(3の倍数の和)=5050−1683=3367