1から100までの自然数のうち、5の倍数でない数の和を求めます。

算数等差数列倍数
2025/6/26

1. 問題の内容

1から100までの自然数のうち、5の倍数でない数の和を求めます。

2. 解き方の手順

まず、1から100までの自然数の和を求めます。これは等差数列の和の公式を使います。
次に、1から100までの5の倍数の和を求めます。これも等差数列の和の公式を使います。
最後に、1から100までの自然数の和から、1から100までの5の倍数の和を引けば、5の倍数でない数の和が求まります。
1から100までの自然数の和は、
S1=n(a1+an)2S_1 = \frac{n(a_1 + a_n)}{2}
ここで、n=100n = 100, a1=1a_1 = 1, an=100a_n = 100なので、
S1=100(1+100)2=100×1012=50×101=5050S_1 = \frac{100(1 + 100)}{2} = \frac{100 \times 101}{2} = 50 \times 101 = 5050
1から100までの5の倍数は、5, 10, 15, ..., 100です。
これは初項5、公差5の等差数列です。
項数は 100/5=20100/5 = 20なので、n=20n=20, a1=5a_1=5, an=100a_n=100となります。
これらの和は、
S2=n(a1+an)2=20(5+100)2=20×1052=10×105=1050S_2 = \frac{n(a_1 + a_n)}{2} = \frac{20(5 + 100)}{2} = \frac{20 \times 105}{2} = 10 \times 105 = 1050
したがって、1から100までの自然数のうち、5の倍数でない数の和は、
S1S2=50501050=4000S_1 - S_2 = 5050 - 1050 = 4000

3. 最終的な答え

4000

「算数」の関連問題

問題は、分母の有理化です。与えられた分数の分母を有理化します。

分母の有理化平方根の計算分数
2025/6/26

問題は、筆算を用いて $6.9 \div 3.8$ を計算するものです。

小数除算筆算四捨五入
2025/6/26

27をある数で割ったとき、商が27より大きくなる式を記号で答える問題です。

割り算不等式計算
2025/6/26

$3^n$ が 8 桁の数となるような自然数 $n$ をすべて求める問題です。ただし、$\log_{10}3 = 0.4771$ が与えられています。

対数桁数不等式指数
2025/6/26

与えられた問題は、割合に関する計算問題です。 問題は以下の4つです。 (1) 赤いリボンの長さが4mのとき、その1.25倍の長さの白いリボンの長さを求める。 (2) 赤いリボンの長さが4mのとき、その...

割合倍数計算小数
2025/6/26

90に色々な分数をかけた計算の結果が、90よりも大きくなるものを、記号で全て答える問題です。

分数大小比較計算
2025/6/26

問題4は、かけ算の式「(か) 30 x 4/3」、「(き) 30 x 1」、「(く) 30 x 5/6」、「(け) 30 x 6/5」の積を計算し、積の大きい順に並べる問題です。

分数計算大小比較乗算
2025/6/26

消しゴムの値段が80円で、ノートの値段が100円である。 (1) ノートの値段は消しゴムの値段の何倍か。 (2) 消しゴムの値段はノートの値段の何倍か。

割合割り算
2025/6/26

1. 3つの紙飛行機A, B, Cがあり、BはAの1.5倍、CはAの0.8倍飛んだ時、どれが一番よく飛んだか。Aが6m飛んだとき、BとCがそれぞれ何m飛んだかを求める。

割合倍数計算
2025/6/26

問題は3つの小問から構成されています。 (1) $\frac{7}{6}$を循環小数で表す。 (2) $0.\dot{8}$を既約分数で表す。 (3) $0.1\dot{4}\dot{6}$を既約分数...

分数循環小数小数
2025/6/26