1以上100以下の自然数のうち、7で割ったとき余りが6となる数の和を求める問題です。

算数等差数列余り自然数数列の和
2025/6/26

1. 問題の内容

1以上100以下の自然数のうち、7で割ったとき余りが6となる数の和を求める問題です。

2. 解き方の手順

7で割ると6余る数は、7k+67k+6 (kは整数) と表すことができます。
1以上100以下という条件から、17k+61001 \le 7k+6 \le 100 を満たす整数kkを求めます。
まず、17k+61 \le 7k+6 より、
7k57k \ge -5
k57k \ge -\frac{5}{7}
次に、7k+61007k+6 \le 100 より、
7k947k \le 94
k947=13.428...k \le \frac{94}{7} = 13.428...
したがって、整数kk0k130 \le k \le 13を満たします。
つまり、k=0,1,2,...,13k=0, 1, 2, ..., 13 です。
このときの 7k+67k+6 の値は、以下のようになります。
k=0k=0 のとき、7(0)+6=67(0)+6 = 6
k=1k=1 のとき、7(1)+6=137(1)+6 = 13
k=2k=2 のとき、7(2)+6=207(2)+6 = 20
...
k=13k=13 のとき、7(13)+6=91+6=977(13)+6 = 91+6 = 97
これらは等差数列をなしており、初項が6、公差が7、項数が14です。
等差数列の和の公式を用いると、
S=n2(a1+an)S = \frac{n}{2}(a_1 + a_n)
ここで、n=14n=14, a1=6a_1=6, an=97a_n=97 なので、
S=142(6+97)=7(103)=721S = \frac{14}{2}(6+97) = 7(103) = 721

3. 最終的な答え

721

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