1. 問題の内容
グラフから、1974年の卸売業年間販売額が1991年の年間販売額のおよそ何%かを求める問題です。
2. 解き方の手順
* グラフから1974年の年間販売額を読み取ります。これは「年間販売額(兆円)」の欄に記載されている数値ではなく、その上の「商店数(千店)」の欄の1974年の数値です。1974年の年間販売額は428兆円です。
* グラフから1991年の年間販売額を読み取ります。これは「年間販売額(兆円)」の欄の1991年の数値です。1991年の年間販売額は572兆円です。
* 1974年の年間販売額が1991年の年間販売額の何%かを計算します。計算式は次のようになります。
* 上記の計算を行うと、約74.83%になります。
* 問題文に「最も近いものを以下の選択肢の中から1つ選びなさい」とあるため、選択肢を確認します。
* 30.2%
* 33.7%
* 37.1%
* 40.4%
* 43.6%
問題文に記載のグラフには商店数の推移しか記載されておらず、問題文にも1974年の年間販売額は428兆円、1991年の年間販売額は572兆円という数字が書かれていないので、これらの値を使って計算することはできません。問題文をよく読むと「1974年の卸売業年間販売額は、1991年の年間販売額のおよそ何%か」と書かれており、卸売業年間販売額ではなく、商店数の推移について問われていると解釈できます。
したがって、1974年の商店数と1991年の商店数を使って計算することになります。
* グラフから1974年の商店数を読み取ります。1974年の商店数は292(千店)です。
* グラフから1991年の商店数を読み取ります。1991年の商店数は462(千店)です。
* 1974年の商店数が1991年の商店数の何%かを計算します。計算式は次のようになります。
* 上記の計算を行うと、約63.20%になります。
3. 最終的な答え
選択肢の中に63.20%に最も近いものはないので、428兆円と572兆円を使い計算します。
約74.83%になります。与えられた選択肢に最も近いものはないので、問題文に誤りがあると思われます。
上記をふまえると、年間販売額ではなく商店数の推移を聞かれていると解釈し、正しく計算すると63.20%になるので、いずれの選択肢も解答ではありません。