集合Aは絶対値が8以下の整数の集合、集合Bは11以下の素数の集合です。 このとき、$n(A \cap B)$(AとBの共通部分の要素数)と、$n(A \cup B)$(AとBの和集合の要素数)を求めます。

算数集合要素数共通部分和集合素数
2025/3/31

1. 問題の内容

集合Aは絶対値が8以下の整数の集合、集合Bは11以下の素数の集合です。
このとき、n(AB)n(A \cap B)(AとBの共通部分の要素数)と、n(AB)n(A \cup B)(AとBの和集合の要素数)を求めます。

2. 解き方の手順

まず、集合AとBを具体的に書き出します。
集合Aは、絶対値が8以下の整数なので、
A={8,7,6,5,4,3,2,1,0,1,2,3,4,5,6,7,8}A = \{ -8, -7, -6, -5, -4, -3, -2, -1, 0, 1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8 \}
となります。したがって、n(A)=17n(A) = 17です。
集合Bは、11以下の素数なので、
B={2,3,5,7,11}B = \{ 2, 3, 5, 7, 11 \}
となります。したがって、n(B)=5n(B) = 5です。
次に、ABA \cap B(AとBの共通部分)を求めます。AとBの両方に含まれる要素は、
AB={2,3,5,7}A \cap B = \{ 2, 3, 5, 7 \}
したがって、n(AB)=4n(A \cap B) = 4です。
最後に、ABA \cup B(AとBの和集合)を求めます。これは、Aの要素とBの要素をすべて含み、重複する要素は一つだけ含みます。和集合の要素数は、以下の公式で求めることができます。
n(AB)=n(A)+n(B)n(AB)n(A \cup B) = n(A) + n(B) - n(A \cap B)
したがって、
n(AB)=17+54=18n(A \cup B) = 17 + 5 - 4 = 18
となります。

3. 最終的な答え

n(AB)=4n(A \cap B) = 4
n(AB)=18n(A \cup B) = 18