HOKKAIDOの8文字を横1列に並べて順列を作る。 (1) 順列の総数を求めよ。 (2) Kは隣り合うがOは隣り合わない順列の数を求めよ。ただし、Oは2つある。

算数順列組合せ文字の並び替え場合の数
2025/7/13

1. 問題の内容

HOKKAIDOの8文字を横1列に並べて順列を作る。
(1) 順列の総数を求めよ。
(2) Kは隣り合うがOは隣り合わない順列の数を求めよ。ただし、Oは2つある。

2. 解き方の手順

(1) HOKKAIDOの8文字を並べる順列の総数を求める。
文字は8つなので、単純に8!を計算する。
8!=8×7×6×5×4×3×2×1=403208! = 8 \times 7 \times 6 \times 5 \times 4 \times 3 \times 2 \times 1 = 40320
(2) Kが隣り合い、Oが隣り合わない順列の数を求める。
まず、HOKKAIDOの8文字を並べた全体の順列の数(40320通り)から、Kが隣り合わない場合、またはOが隣り合う場合を引くことは難しいので、直接計算することを考える。
Kを1つの文字とみなして、(KO)HAAIDIと考える。Oは2つあるため、O同士は区別できない。
Kは必ず隣り合うので、Kをひとまとめにして、(KO)とする。
次にOが隣り合わないようにする。まず、(KO)HAAIDIの7文字を並べる。
ただし、Aが2つあるので、並べ方は 7!2!=50402=2520\frac{7!}{2!} = \frac{5040}{2} = 2520通り。
次に、Oが隣り合わないようにするには、並んだ文字の間にOを挿入する。
(KO)HAAIDI の7文字の間と端の計8箇所から2箇所を選ぶ。
ただし、HAAIDI は並び順によって間が異なるので、注意が必要。
Oが隣り合わないように並べる方法は8C2_{8}C_{2}ではない。
Oが隣り合わないようにするには、全体の順列からOが隣り合う場合を引く。
Kが隣り合ってOが隣り合う場合を計算する。Oを1つにまとめてOOとして、(KOO)HAAIDIの6文字を並べ、Aが2つあることを考慮すると、
6!2!=7202=360\frac{6!}{2!} = \frac{720}{2} = 360通り。
Kが隣り合う総数は、Kを1つにまとめてKOとして、(KO)HAAIDOの7文字を並べる。AとOが2つずつあるので、
7!2!2!=50404=1260\frac{7!}{2!2!} = \frac{5040}{4} = 1260通り。
Kが隣り合い、Oが隣り合わないのは
1260360=9001260 - 360 = 900通り。

3. 最終的な答え

(1) 40320
(2) 900

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