与えられた2つの分数の分母を有理化する問題です。 (1) $\frac{1}{\sqrt{5}+2}$ (2) $\frac{1}{1+\sqrt{2}+\sqrt{3}}$

算数分母の有理化平方根
2025/7/16

1. 問題の内容

与えられた2つの分数の分母を有理化する問題です。
(1) 15+2\frac{1}{\sqrt{5}+2}
(2) 11+2+3\frac{1}{1+\sqrt{2}+\sqrt{3}}

2. 解き方の手順

(1) 分母を有理化するために、分母の共役な複素数を分母と分子に掛けます。分母が5+2\sqrt{5} + 2なので、共役な複素数は52\sqrt{5} - 2です。
15+2=15+2×5252=52(5)222=5254=52\frac{1}{\sqrt{5}+2} = \frac{1}{\sqrt{5}+2} \times \frac{\sqrt{5}-2}{\sqrt{5}-2} = \frac{\sqrt{5}-2}{(\sqrt{5})^2 - 2^2} = \frac{\sqrt{5}-2}{5-4} = \sqrt{5}-2
(2) まず、1+21+\sqrt{2}をひとまとめにして考える。分母と分子に1+231+\sqrt{2}-\sqrt{3}をかける。
11+2+3=1(1+2)+3×(1+2)3(1+2)3=1+23(1+2)2(3)2=1+231+22+23=1+2322=(1+23)2222=2+264\frac{1}{1+\sqrt{2}+\sqrt{3}} = \frac{1}{(1+\sqrt{2})+\sqrt{3}} \times \frac{(1+\sqrt{2})-\sqrt{3}}{(1+\sqrt{2})-\sqrt{3}} = \frac{1+\sqrt{2}-\sqrt{3}}{(1+\sqrt{2})^2 - (\sqrt{3})^2} = \frac{1+\sqrt{2}-\sqrt{3}}{1+2\sqrt{2}+2 - 3} = \frac{1+\sqrt{2}-\sqrt{3}}{2\sqrt{2}} = \frac{(1+\sqrt{2}-\sqrt{3})\sqrt{2}}{2\sqrt{2}\sqrt{2}} = \frac{\sqrt{2}+2-\sqrt{6}}{4}

3. 最終的な答え

(1) 52\sqrt{5}-2
(2) 2+264\frac{\sqrt{2}+2-\sqrt{6}}{4}

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