P課の社員が5人、Q課の社員が3人、R課の社員が2人いる委員会から、代表者3人をくじ引きで選ぶとき、Q課の社員が1人も選ばれない確率を求める。

確率論・統計学確率組み合わせ場合の数確率の計算
2025/7/1

1. 問題の内容

P課の社員が5人、Q課の社員が3人、R課の社員が2人いる委員会から、代表者3人をくじ引きで選ぶとき、Q課の社員が1人も選ばれない確率を求める。

2. 解き方の手順

まず、全体の人数を計算します。
全体の人数は、5 (P課) + 3 (Q課) + 2 (R課) = 10人です。
次に、3人の代表を選ぶ総数を計算します。これは10人から3人を選ぶ組み合わせなので、
10C3=10!3!(103)!=10!3!7!=10×9×83×2×1=10×3×4=120_{10}C_3 = \frac{10!}{3!(10-3)!} = \frac{10!}{3!7!} = \frac{10 \times 9 \times 8}{3 \times 2 \times 1} = 10 \times 3 \times 4 = 120 通りです。
Q課の社員が1人も選ばれない場合、選ばれる3人はP課とR課の社員から選ばれることになります。P課とR課の社員の合計は、5 (P課) + 2 (R課) = 7人です。
この7人から3人を選ぶ組み合わせは、
7C3=7!3!(73)!=7!3!4!=7×6×53×2×1=7×5=35_7C_3 = \frac{7!}{3!(7-3)!} = \frac{7!}{3!4!} = \frac{7 \times 6 \times 5}{3 \times 2 \times 1} = 7 \times 5 = 35 通りです。
したがって、Q課の社員が1人も選ばれない確率は、
35120=724\frac{35}{120} = \frac{7}{24}
となります。

3. 最終的な答え

7/24

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