与えられた表は、ある高校の生徒がテスト期間3日間のうち、校内の学習室を使用した日数をまとめたものです。 問題1:1日でも学習室を利用した生徒は全校生徒の何パーセントか(小数点以下第2位を四捨五入)。 問題2:ア、イ、ウの文のうち正しいものはどれか。 ア. 3年生の3日間の平均利用日数は0.5日以下である。 イ. 2日以上利用した2年生は、2年生全体の15%以上である。 ウ. 1日も利用しなかった生徒のうち、1,2年生の占める割合は75%以下である。

確率論・統計学統計割合パーセントデータ分析平均
2025/7/1

1. 問題の内容

与えられた表は、ある高校の生徒がテスト期間3日間のうち、校内の学習室を使用した日数をまとめたものです。
問題1:1日でも学習室を利用した生徒は全校生徒の何パーセントか(小数点以下第2位を四捨五入)。
問題2:ア、イ、ウの文のうち正しいものはどれか。
ア. 3年生の3日間の平均利用日数は0.5日以下である。
イ. 2日以上利用した2年生は、2年生全体の15%以上である。
ウ. 1日も利用しなかった生徒のうち、1,2年生の占める割合は75%以下である。

2. 解き方の手順

問題1:
まず、全校生徒の合計を計算します。
320+260+280=860320 + 260 + 280 = 860
次に、1日以上学習室を利用した生徒の数を計算します。
1年生: 6+12+28=466 + 12 + 28 = 46
2年生: 8+26+20=548 + 26 + 20 = 54
3年生: 20+18+35=7320 + 18 + 35 = 73
合計: 46+54+73=17346 + 54 + 73 = 173
1日以上学習室を利用した生徒の割合を計算します。
173860×10020.116%\frac{173}{860} \times 100 \approx 20.116\%
小数点以下第2位を四捨五入すると、20.1% となります。
問題2:
ア. 3年生の3日間の平均利用日数:
(20×3)+(18×2)+(35×1)280=60+36+35280=1312800.467\frac{(20 \times 3) + (18 \times 2) + (35 \times 1)}{280} = \frac{60+36+35}{280} = \frac{131}{280} \approx 0.467
0.5以下なので、アは正しい。
イ. 2日以上利用した2年生:
8+26=348 + 26 = 34
2年生全体の15%: 260×0.15=39260 \times 0.15 = 39
34<3934 < 39 なので、15%以上ではない。イは誤り。
ウ. 1日も利用しなかった生徒のうち、1,2年生の占める割合:
1年生: 274人
2年生: 206人
合計: 480人
1日も利用しなかった生徒の合計: 274+206+207=687274 + 206 + 207 = 687
割合: 480687×10069.87%\frac{480}{687} \times 100 \approx 69.87\%
75%以下なので、ウは正しい。
したがって、アとウが正しいです。

3. 最終的な答え

問題1: 20.1
問題2: E

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