まず、集合の記号を使って、それぞれの人数を表します。
* 全体の人数を U とします。 U=205 * 北海道に行ったことがある人の集合を H とします。 ∣H∣=92 * 沖縄に行ったことがある人の集合を O とします。 ∣O∣=83 * 北海道だけに行った人の集合を Honly とします。 * 沖縄だけに行った人の集合を Oonly とします。 * 北海道と沖縄の両方に行った人の集合を H∩O とします。 * どちらにも行ったことがない人の集合を (H∪O)c とします。 問題文より、Honly と Oonly の比が7:6なので、Honly=7x、Oonly=6x と表せます。 H=Honly∪(H∩O) であり、Honly と H∩O は共通部分を持たないので、 ∣H∣=∣Honly∣+∣H∩O∣。同様に、∣O∣=∣Oonly∣+∣H∩O∣。 ∣H∣=92 なので、92=7x+∣H∩O∣。 ∣O∣=83 なので、83=6x+∣H∩O∣。 上の2つの式から、∣H∩O∣ を消去します。 92−7x=83−6x Honly=7x=7×9=63 Oonly=6x=6×9=54 ∣H∩O∣=92−7x=92−63=29 ∣H∩O∣=83−6x=83−54=29 どちらかに行ったことのある人の数は、
∣H∪O∣=∣Honly∣+∣Oonly∣+∣H∩O∣=63+54+29=146 どちらにも行ったことがない人の数は、全体の人数からどちらかに行ったことのある人の数を引けばよいので、
∣(H∪O)c∣=∣U∣−∣H∪O∣=205−146=59