(1) 命題「$a=2$ ならば $a=1$ または $a=2$」が真であるか偽であるかを判定する問題。 (2) 実数 $a, b$ について、条件「$a^2=1$ かつ $b=2$」の否定を求める問題。 (3) 命題「$|x|<2$ ならば $|x|<1$」が真であるか偽であるかを判定し、この命題の対偶を求める問題。
2025/7/1
1. 問題の内容
(1) 命題「 ならば または 」が真であるか偽であるかを判定する問題。
(2) 実数 について、条件「 かつ 」の否定を求める問題。
(3) 命題「 ならば 」が真であるか偽であるかを判定し、この命題の対偶を求める問題。
2. 解き方の手順
(1)
は または を満たすので、命題は真である。
(2)
条件「 かつ 」の否定は、「」の否定または「」の否定となる。
「」の否定は「」であり、これは「 または 」と同値である。
「」の否定は「」である。
したがって、条件の否定は「( または ) または 」となる。
これは「 または または 」と同値である。
よって、 には「または」、 には「」が入る。
(3)
ならば は偽である。(例:)
命題「 ならば 」の対偶は「 ならば 」である。
したがって、「 ならば 」の対偶は「 ならば 」となる。
3. 最終的な答え
(1) 真
(2) : または, :
(3) : 偽, : ならば