まず、2桁の自然数で5で割ると3余る数を小さい順に列挙する。
最小の数は、10以上で5で割ると3余る数であるから、5×1+3=8は1桁なので不適。5×2+3=13である。 最大の数は、99以下で5で割ると3余る数であるから、5×19+3=98である。 したがって、求める数は、
13,18,23,...,98 これらの数は、初項が13、公差が5の等差数列をなす。
この等差数列の項数を求める。第n項が98であるとすると、
13+(n−1)×5=98 13+5n−5=98 5n+8=98 したがって、項数は18である。
等差数列の和の公式は、初項をa、末項をl、項数をnとすると、
S=2n(a+l) これを用いると、
S=218×(13+98)=218×111=9×111=999