男子5人、女子4人、合計9人の中からくじ引きで3人を選ぶとき、3人とも女子である確率を求める問題です。

確率論・統計学確率組み合わせ事象
2025/7/11

1. 問題の内容

男子5人、女子4人、合計9人の中からくじ引きで3人を選ぶとき、3人とも女子である確率を求める問題です。

2. 解き方の手順

まず、9人の中から3人を選ぶ場合の総数を計算します。これは組み合わせの問題なので、
9C3_{9}C_{3} で表されます。
9C3=9!3!(93)!=9!3!6!=9×8×73×2×1=3×4×7=84_{9}C_{3} = \frac{9!}{3!(9-3)!} = \frac{9!}{3!6!} = \frac{9 \times 8 \times 7}{3 \times 2 \times 1} = 3 \times 4 \times 7 = 84
次に、3人とも女子である場合の数を計算します。女子は4人いるので、4人の中から3人を選ぶ組み合わせを考えます。これは 4C3_{4}C_{3} で表されます。
4C3=4!3!(43)!=4!3!1!=4×3×2×1(3×2×1)×1=4_{4}C_{3} = \frac{4!}{3!(4-3)!} = \frac{4!}{3!1!} = \frac{4 \times 3 \times 2 \times 1}{(3 \times 2 \times 1) \times 1} = 4
したがって、3人とも女子である確率は、
4C39C3=484\frac{_{4}C_{3}}{_{9}C_{3}} = \frac{4}{84}
この分数を約分します。
484=121\frac{4}{84} = \frac{1}{21}

3. 最終的な答え

3人とも女子である確率は 121\frac{1}{21} である。

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