点Pは円周上の点Aから出発し、右回りに確率$\frac{3}{4}$、左回りに確率$\frac{1}{4}$で隣の点に移動する。3回の移動後、点Pが点Bにいる確率を求める問題です。

確率論・統計学確率確率過程移動組み合わせ
2025/7/14

1. 問題の内容

点Pは円周上の点Aから出発し、右回りに確率34\frac{3}{4}、左回りに確率14\frac{1}{4}で隣の点に移動する。3回の移動後、点Pが点Bにいる確率を求める問題です。

2. 解き方の手順

3回の移動で点Aから点Bに移動するには、右回りを2回、左回りを1回行う必要があります。移動の順番は以下の3通りあります。
* 右、右、左
* 右、左、右
* 左、右、右
それぞれの確率を計算します。
* 右、右、左 の確率は 34×34×14=964\frac{3}{4} \times \frac{3}{4} \times \frac{1}{4} = \frac{9}{64}
* 右、左、右 の確率は 34×14×34=964\frac{3}{4} \times \frac{1}{4} \times \frac{3}{4} = \frac{9}{64}
* 左、右、右 の確率は 14×34×34=964\frac{1}{4} \times \frac{3}{4} \times \frac{3}{4} = \frac{9}{64}
これら3つの確率を足し合わせることで、求める確率が得られます。
P(点Bにいる)=964+964+964=2764P(\text{点Bにいる}) = \frac{9}{64} + \frac{9}{64} + \frac{9}{64} = \frac{27}{64}

3. 最終的な答え

点Pが点Bにいる確率は 2764\frac{27}{64} です。

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